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教育目的について 比較文化学類は、新たな価値を模索している現代世界に積極的にコミットするため、人間と文化に対する鋭敏で柔軟な感受性に富む人材の育成を目指す教育組織です。学際的な視野にたち、自由な発想と的確な判断力を養って、自分に固有のテーマをほりさげるため、文学、地域、思想の3つの主専攻分野をもうけ、その中に様々な諸分野(全16分野)を配して、充実した専門教育をおこなっています。 構成分野について 文学主専攻分野には、総合文学、日本文学、中国文学、イギリス文学、アメリカ文学、ドイツ文学、フランス文学の7分野があります。総合文学では、文学を理論的ないし比較的視点から研究します。日本文学以下の各文学おいては、それぞれ世界文学の一領域という広範な視野にたちながら、文学作品をその歴史状況と普遍性の中で読み解き、作品が書かれ残されたことの意味を考えます。文学行為に触れることをとおして、社会に対する鋭い批判精神と人間に対る深い理解力とを養うことをめざしています。 地域主専攻分野には、文化人類学、文化地理学、日本研究、アジア研究、ヨーロッパ研究、アメリカ研究の6分野があります。人類世界を構成する諸文化の歴史、相互交流、独自性と普遍性、自然環境や地球生態系との関係などに着目し、様々な資料にあたり、ときにはフィールド調査もまじえながら、人間、民族、国家、社会、風土、その過去・現在・未来を多角的・総合的に考察します。各教科を通じて、現代社会で要請される広い視野と柔軟な発想力・思考力・基礎学力を養うことに意がもちいられています。 思想主専攻分野には、現代思想、比較・現代文化、情報文化の3分野があります。現代思想分野では、思考、認識、言語、論理、倫理、宗教、美や芸術などについての哲学、思想研究を行います。比較・現代文化分野では、さまざまな文化の特色、人類文明史の構造関連、精神病理や身体性などを、比較文化、現代文化、文明論の観点から研究します。情報文化分野では、情報、メディア、コミュニケーション、ジャーナリズム、大衆社会などについて、思想的、文化論的な考察を行うとともに、調査法やデータ解析など社会科学的な方法も学びます。 |
カリキュラムの特徴について 全学共通の科目として、総合科目、体育、外国語(英語+1カ国語)、情報処理、国語があり、全員必修ですが、比較文学類に固有のカリキュラムとしては、次のような特徴があります。
1) 1年次に16分野の「入門演習」から2つを選び、また1〜2年次に16分野の「概論科目」から2つ選んで履修する[複眼的思考力を養う]。 2) 2・3年次に「第1専門外国語」(英語)と「第2専門外国語」(独語、仏語、ロシア語、スペイン語、中国語、朝鮮語、ラテン語、ギリシャ語、インド古典語から選ぶ)を履修する[外国語力を身につける]。 3) 複数の「学際研究」が、自由選択科目として開講されている[学際的思考を深める]。 4) 他学類、他学群の科目も、基礎科目の自由科目として履修でき、卒業単位に加算できる[自由な発想を養う]。 専攻分野の決め方と卒業論文制作について 専攻分野は従来多くの大学に見られた、教授を中心とする学科制、ゼミナール制ではありません。学生はさまざまな分野、さらには他学類の授業を履修することができます。ただし、1つのテーマで掘り下げた研究をするために、次のような方法で履修することになっています。2年次の秋に専攻分野を決め、卒業までの研究計画を作成します。それに従って必要な単位を修得しながら研究を進め、その成果を4年次に卒業論文にまとめます。なお、3年次に専攻分野を変更することもできます。卒業論文の制作にあたっては、主指導の教員を1人、副査の教員を2人選ぶことになっています。この教員の選び方に、学生の関心のあり方が表現されるわけです。 留学について 現在筑波大学は海外の80ほどの大学と学生交流協定を結んでおり、特に比較文化学類生のために協定を結んでいる大学が15校ほどあります。これらの大学に比較文化学類生として留学する場合は、単位の認定を始め、学習や生活でさまざまな有利な取り扱いを受けることができます。 学類生の留学では数ケ月の短期のものや、長期休暇中の語学研修(ドイツ語、中国語)だけでなく、1年間に及ぶものも可能です。 |
教室での演習 高麗大学(韓国)、梨花女子大学(韓国)、湖南大学(中国)、サンクト・ペテルブルグ大学(ロシア)、マラヤ大学(マレイシア)、タマサート大学(タイ)、ウーロンゴン大学(オーストラリア)、オーストラリア国立大学(オーストラリア)、モナシュ大学(オーストラリア)、ヤゲロニアン大学(ポーランド)、チュービンゲン大学(ドイツ)、イーストアングリア大学(英国)、アインシャムス大学(エジプト)、イサカ大学(アメリカ)パーデュ大学(アメリカ)、マイアミ大学(アメリカ)、ワシントン大学(アメリカ)、ブリティッシュ・コロンビア大学(カナダ) 卒業生の進路について 卒業生は、出版、放送、文化・教育はもちろんのこと、情報処理、流通、製造、国際機関などの各界に広くうけいれられています。大学院については、修士課程の地域研究研究科、教育研究科、環境科学研究科、博士課程の人文社会科学研究科、生命環境科学研究科などに進学し、研究者になる人も少なくありません。 主な進路先(平成13年度〜15年度) 〔企業・団体〕 イオン、ユーラシア旅行社、藤田観光、森ビル流通システム、日比谷コンピューターシステム、萬有製薬、明治学院大学、パソナグループ、ジャルスカイサービス、日立製作所、ブロッコリー、JTB、オリジン、テンプスタッフ、島村楽器、読売テレビ放送、日本水産、ジュンク堂書店、早稲田アカデミー、CSKネットワークシステムズ、西日本旅客鉄道、NTTドコモ、大和證券、野村総合研究所、富士通 〔教員〕 新潟県公立高等学校、ブラジル日本語学校、上中妻小学校、山口県公立高校、龍ヶ崎市立愛宕中学校、下館市立下館南中学校 〔公務員〕 警視庁、東京税関、諏訪市役所、埼玉県警察本部、筑波大学、東京大学、静岡県庁、 福井市役所、京都府警察本部、千葉県警察本部、東京消防庁 〔進学(研究科等)〕 筑波大学、神戸大学、北海道大学、東京大学、京都大学、ワシントン州立大学(留学)、大阪大学、埼玉大学、華東師範大学 学類内共通科目
入門演習(各分野)、概論科目(各分野)、第1専門外国語(英語)、第2専門外国語(独語・仏語・ロシア語・スペイン語・中国語・朝鮮語・ラテン語・ギリシャ語・インド古典語)、学際研究主専攻分野毎の主な授業 文学
西洋古典研究、総合文学研究、比較文学研究、日本文学講読・演習、中国文学講読・演習、イギリス文学講読・演習、アリカ文学講読・演習、ドイツ文学講読・演習、フランス文学講読・演習 地域
文化人類学、民俗学研究、文化地理学研究、地域地理学、日本研究、日本の生活と文化、アジア文化論、アジアの政治と会、ヨーロッパ文化論、ヨーロッパの思想と文化、アメリカ文化論、アメリカの思想と文化 思想
現代哲学、現代倫理学、比較宗教学、現代美学、比較文化論、現代文化論、文明論特講、比較・現代文化野外演習、コミニケーション論、広告文化論、映像文化論、記号文化論パンフレット請求方法 |
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