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テラヘルツギャップを乗り越える高性能分光装置を開発 ~テラヘルツ光で圧電基盤材料の新たな結晶構造を発見~

2015/05/14

筑波大学 数理物質系の小島誠治教授、森龍也助教、後期博士課程院生MD Al Helalは、高精度・高感度かつ低温領域(6~800K)のテラヘルツ時間領域分光装置(terahertz time-domain spectroscopy, THz-TDS)を新たに開発しました。この装置を用いて圧電基盤材料であるジルコン酸バリウムBaZrO3(BZO)の構造解析を行ったところ、従来考えられていた立方晶ペロブスカイト構造よりも対称性が低下していることを発見しました。このような知見は、テラヘルツの「目」で直接物質を「視る」ことによって、初めて得られたものです。

 

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図 (a) 透過測定で測定されたTHz光の時間波形記録(8KのBaZrO3は橙色)。(b) (a)の波形記録から変換された電場強度スペクトル。約2THzにTO1モードによる鋭い吸収が見られます。

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