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多数の金属で分子を捕まえる大環状分子を開発

2017/07/25

筑波大学数理物質系 鍋島 達弥 教授らの研究グループは、金属原子を内孔に集積できる大環状分子hexapapを開発し、その亜鉛錯体がジカルボン酸分子を捕捉すると、環状構造が双極放物面状に歪んで積層した2量体を形成することを見出しました。さらに、この2量体の内孔にある多数の亜鉛原子との結合で捕まえられるジカルボン酸の分子の数を、酸/塩基により制御することに成功しました。

 

図   (a)Zn-hexapapはジカルボン酸分子H24を結合し、歪んで積層した2量体を形成。(b,c)単結晶X線回折実験により決定された、ジカルボン酸2分子を結合したZn-hexapap2量体の構造。元素ごとに着色(炭素…薄青緑、窒素…青、酸素…赤、亜鉛…黄、塩素…黄緑)。(d)異なる結合状態にある3種類の亜鉛錯体部分を色分け(赤・青・緑)したZn-hexapap2量体の構造。手前のZn-hexapapを薄い色、奥を濃い色で着色。(e)12個の亜鉛原子(黄)と20個の結合可能な配位サイト(マゼンタ)を強調したZn-hexapap2量体の構造。

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