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飲料水へのアクセスに対する大規模森林伐採の影響の定量化 ~人工衛星データ、世帯調査データのマッチングによる研究~

2019/03/28

筑波大学 人文社会系 内藤久裕准教授とマラウィの天然資源省の職員であるAnnie Mapulanga氏(本学の修士課程の卒業生)の研究チームは、世帯データのGPS情報と衛星データを用いて、世帯の半径7.5km以内にある森林伐採と降雨量が、安全な飲み水へのアクセスにどの程度の影響を及ぼすかを、世界最貧国の一つであるマラウィのデータを用いて定量化しました。

その結果、1パーセントポイントの森林面積の減少が、安全な水のアクセスを約1パーセントポイント減少させること、また過去10年間で経験した森林伐採による安全な水へのアクセスへの影響は、降雨量の9パーセントの減少と等しいことも示しました。このことは、森林が将来の気候変動への備えに、重要な役割を果たしていることを示しています。

衛星写真によるマラウィにおける森林伐採の推移(1990-2010)。
青く塗られた広い地域はマラウィ湖。森林(緑色)が減り、農耕地(ピンク色)が増えていることがわかる。

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