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食物の誤嚥による窒息死は1月1日に最も多い 〜11年間の全国での死因統計を解析〜

2020/06/13

筑波大学医学医療系ヘルスサービスリサーチ分野/ヘルスサービス開発研究センターの田宮菜奈子教授、岩上将夫助教、谷口雄大・同大学院博士課程1年らの研究グループは、我が国の死因統計である人口動態調査死亡票のデータを、厚生労働省の許可を得て2次的に活用し、国際疾病分類第10版(ICD-10)における「気道閉塞を生じた食物の誤嚥(W79)」による死亡(以下、食物の誤嚥による窒息死)の特徴を解析しました。

2006〜2016年の全国での食物の誤嚥による窒息死5万2366例を解析した結果、73%は75歳以上の後期高齢者でした。暦日の中では1月1日(平均71例)に最多であり、次いで1月2日(同55例)、1月3日(同45例)に多く、研究期間中の1日平均発生数(同13例)を大きく上回ることを示しました。また、発生場所としては家が57%で最多であり、次いで18%が居住施設で発生したことを明らかにしました。

今後、食物の誤嚥による窒息死を減らすためには、高齢者に対し、特に新年に注意を喚起することが望まれます。


図:年齢別にみた、食物の誤嚥による窒息死数の推移

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