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施設利用と低い自己負担率が高額な介護費と関連する 〜全国介護レセプト分析からのエビデンス〜

2020/06/22

筑波大学医学医療系ヘルスサービスリサーチ分野/ヘルスサービス開発研究センター田宮菜奈子教授、森隆浩准教授、金雪瑩助教らの研究チームは、厚生労働省の「全国介護レセプトデータ」と総務省の「統計でみる市区町村のすがた2016」を利用して、介護保険サービス利用者の年間介護保険サービス費に関連する個人及び地域の要因を分析しました。

高額な介護費と関連する個人的要因として、施設利用者(在宅サービス利用者との比較)であることと、自己負担率が1割(2割と比較)であることが挙げられました。また、介護費が高額な地域の特徴は▽都市部であること▽高齢者10万人当たりの介護施設数が多いこと▽高齢者単身世代の割合が高いこと、という結果が得られました。

我が国においては、介護が必要な高齢者が増えています。社会保障費の更なる増大は今後の重要な課題です。本研究から得られたエビデンスは、我が国における持続可能な介護保険制度の設計に資すると期待されます。


(表:個人及び地域要因と一人当たり介護保険サービス費 (万円))

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