


21世紀において国際社会へ向けて果たすべき本学の役割は,(1)高い研究レベルに裏打ちされた「知の蓄積と発信」,(2)国際的リーダーとなる人材の輩出,(3)国際的な連携の構築,であると考える。
筑波大学は,急速にグローバル化が進む世界情勢のなかで,世界をリードする研究型大学としての使命を果たすために,未来を切り拓く知の創造を通じて,地球規模課題に対する解決策を提示することを目指す。
本学は,開学以来「開かれた大学」という理念のうえに,国内外の大学を取り巻く環境を正しく認識し,経営の効率化も念頭に置きつつ,本学の特性を活かした国際化を推進してきた。近年では,我が国の国際戦略にとってフロンティアである北アフリカと中央アジアとの国際連携を構築してきたことは特筆される。これらの伝統に基づいて「国際性の日常化」というコンセプトのなかで「世界との共生」を担いうる人材の養成と,「世界的研究・教育の拠点」機能の強化を目指して,効果的かつ戦略的な展開を進める。同時に,筑波研究学園都市という地の利を生かして地域との連携を図り,本学のイニシアティブを発揮しつつ,地域社会にもふさわしい国際化を推進する。