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お知らせ・情報

第9回太平洋地域新第三系層序に関する国際会議開催

2007/10/01-3

第9回太平洋地域新第三系層序に関する国際会議報告

 10月1~3日に亘り,筑波大学大学会館国際会議室と産業技術総合研究所共同講堂大会議室を主会場に,国際地質科学連合(IUGS)層序委員会の中の小委員会であるRCPNS国際組織委員会(Regional Committee of Circum Pacific Neogene Stratigraphy))と国内実行委員会(委員長:小笠原憲四郎教授(筑波大学生命環境科学研究科,地球進化科学専攻)が主催し,筑波大学生命環境科学研究科と産業技術総合研究所(地質情報研究部門)が共催で,さらに日本古生物学会,日本地質学会,石油技術協会が後援する第9回太平洋地域新第三系層序に関する国際会議を開催しました。
 この会議の主題は,太平洋地域の新生代層序と年代,地質学事件の解明です。科学プログラムでは,初日に「最近の太平洋地域各国の新生代層序の進歩」を課題にしたミニ・シンポジウムを開催しました。講演は,招待講演8件,口頭発表28件,ポスター発表20件の合計56件の発表が行われ,特に3日間に亘り配置された8件の招待講演は,各40分の時間でしたが,それぞれ最新の年代・層序や古環境復元,地質学的事件の詳細やその原因など,非常に充実した内容のあるものでした。事前に会議参加の登録をされた方々は,8ヵ国100名規模で,さらに本学地球進化科学専攻の教員と院生などが加わり,実り多い議論ができました。
 これらの講演の内容は,本会議の一般の講演から投稿される論文とともに,2008年8月に刊行予定の本会議Proceedings(地質調査所研究報告の特別号)に掲載される予定です。
 10月2日には,本学大学会館において7ヵ国13名の国際組織委員会を開催しました。議題は,今回の開催準備と参加状況報告,特別表彰,Proceedings刊行計画,次回第10回RCPNSの開催場所とChairpersonの選出等でした。ここでの議論の結果,2人の方に国際組織委員会から特別表彰をすることと,Proceedingsの編集体制について承認されました。さらに,次回の開催はニュージーランドが積極的に引き受けること,Chairpersonの選出もNZ側の委員に一任することが了承されました。
 この会議の後,10月4~6日の2泊3日で,米・ロ・日からの12名の参加者し,常磐炭田と仙台地域の第三系を対象とした地質野外巡検が実施され,この巡検も無事に終了しました。

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