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お知らせ・情報

筑波大学特別講義-大学と学問-開講(岩崎洋一学長)

2008/04/17

 4月17日,大学会館講堂にて,岩崎洋一学長を講師として「筑波大学特別講義-大学と学問-」(総合科目A:1単位)の第1回を開講しました。
 あいにくの雨にもかかわらず約500人の受講生が集まり,岩崎学長の講義に熱心に耳を傾け,メモをとるためにペンを走らせていました。
 岩崎学長は「大学と学問~物理学を中心に~」という題目で,大学において学ぶ意義として知的好奇心が大切であること,研究者としての自らの体験をもとに,物理学者として計算機工学者とともに当時(1996年)世界一早い計算機(スーパーコンピューター)を開発・製作したこと,専門の物理学を文系の学生にも理解できるよう多方面から解説されました。
 最後に,本学の歴史として,ノーベル賞受賞者である朝永振一郎博士・白川英樹博士・江崎玲於奈博士の業績を紹介し,3人の共通点として「他人の真似をしない独創的研究をした,情熱をもって粘り強く研究した,サイエンスの発展に根源的な寄与をした。」の3点があることを説明するとともに,朝永博士の「不思議だと思うこと,これが科学の芽です。」という言葉を紹介し,「好奇心を大切にし,興味は広く持って,専門性を深めてください。」というメッセージを学生に伝えて,講義を締めくくりました。
 岩崎学長も久々の講義であり,入学式を行う大学会館講堂で大人数を相手にする授業ということで,パワーポイントの資料作成にも気合が入ったご様子でしたが,質疑応答の挙手が後を絶たず,時間の関係で終了した後もステージに学生が駆け寄り,個々に質問をする等,大変好評でした。
 この特別講義は,「教養教育の再構築」をテーマに,昨年度教育企画室の中で企画され,提案者でこの特別講義の世話教員でもある石川本雄教養教育推進室長(システム情報工学研究科・教授)が,岩崎学長を口説き落とし実現したものであり,本学30数年の歴史の中で初めて一般の授業において学長が講義を行いました。
 次回は,4月24日(木)に,吉武博通副学長(総務・国際)が「大学と社会」という題目で,自身の民間企業での体験を踏まえて,大学のあるべき姿を多角的に講義する予定です。
 今後も,毎週木曜日6時限目(16:45~18:00)に大学会館講堂で開講しますので,授業に履修登録していない場合でも,興味のある方は是非,受講してください。
 

岩崎学長の講義
岩崎学長の講義
熱心に聞き入る受講生
熱心に聞き入る受講生

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