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お知らせ・情報

第20回国際生物学オリンピック開催

2009/07/12-19

 7月12日~19日,第20回国際生物学オリンピック(IBO2009つくば)が,56ヵ国・地域から221人の選手と,59ヵ国・地域から214人のJury・オブザーバーの参加を得て過去最大規模の大会として筑波大学をメイン会場に,茨城県つくば市で開催され,筑波大学からは,100人を超える教職員と150人を超える学生ボランティアが参加し,大会の運営に当たりました。今大会は,新型インフルエンザの世界的大流行を受け,開催の決定に至るまでには数々の苦慮がありましたが、一人の感染者も出さずに無事に大会を終えることが出来ました。
 13日のつくば国際会議場での開会式では,秋篠宮同妃両殿下ご出席のもとに入場行進が行われ,大会名誉総裁である秋篠宮殿下から,「生物学は,人類と地球環境にとって最重要の学問領域の一つと考えられています。みなさんのような若い世代の方が生物学の先端領域を探求していくことを希望します。」とのお言葉をいただきました。また,塩谷文部科学大臣からは,「生物学の重要性と今後の生物学の発展に期待する」旨の挨拶が行われ,大会がスタートしました。
 試験は筑波大学を会場として,14日に実験試験が,1)動物・植物解剖学,2)生化学,3)遺伝学,4)細胞生理学の4分野から,16日には理論試験が全分野から出題・実施されました。また,IBOではコンテストに加えて国際交流や文化交流も重要な目的の一つに位置づけられており,今大会では試験や会議の合間に日光ツアーやつくばサイエンスツアーなどのエクスカーション(小旅行)が実施されたほか,14日の実験試験終了後には「おりがみナイト」が,16日の全試験終了後には「つくばナイト」が催され,参加者間の交流が行われました。特につくばナイトにおいては「日本の夏祭り」をテーマに,筑波大学学生サークルによる「和太鼓」や「よさこいソーラン」が演舞され,日本文化を通じて,選手は筑波大生や近隣の中・高生と交流を深めました。18日の閉会式では,日本舞踊の披露に続いて表彰式が行われました。
 日本選手は,ホスト国としての務めを果たすとともにコンテストにおいても素晴らしい活躍を見せ,金メダル1,銀メダル3を獲得しました。中でも日本初の金メダル獲得となった大月亮太選手の名前が読み上げられた時には,会場は大きな拍手で包まれ,最高の盛り上がりとなりました。また,閉会に当たり,プーンピポップ国際生物学オリンピック委員会会長から,「本大会に参加した選手は既に勝者である」との言葉が述べられ,メダルを獲得した選手も,そうでない選手も,それぞれの思い出を胸に帰路につき,IBO2009つくばは閉幕しました。

秋篠宮同妃両殿下ご出席のもと,開会式で挨拶する山田学長
秋篠宮同妃両殿下ご出席のもと,開会式で挨拶する山田学長
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盛り上がる「つくばナイト」
盛り上がる「つくばナイト」
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メダルを手にした日本選手(左から 山川眞以選手,谷中綾子選手,大月選手,一人おいて中山敦仁選手)
メダルを手にした日本選手(左から 山川眞以選手,谷中綾子選手,大月選手,一人おいて中山敦仁選手)
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