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第6回日本視覚障害者サッカー選手権B2/B3大会準優勝・3位。チーム練習にJリーグ監督経験者ゲルト・エンゲルス氏参加

2009/11/07,08 附属視覚特別支援学校

 11月7日,8日,神戸市において第6回日本視覚障害者サッカー選手権B2/B3大会が開催され,関東4,関西3の合計7チームで熱い戦いが展開されました。
 筑波大学は,附属視覚特別支援学校寄宿舎の卒業生と現役を中心とする「レッド・ロケッツ」が出場しました。今年は,高等部選手の出場機会を増やすため,「N-フリューゲルス」という新たなチームを結成し,2チームで参加しました。
 視力がない全盲クラスの「B1ブラインドサッカー」はアイマスクを装着して音源入りボールを蹴ります。今回のB2/B3部門は,矯正視力が0.1以下の選手のサッカーです。普通のフットサルのルールに近く,ロングパスやロングシュートを蹴れない分,お互いに声を掛け合って味方の位置を確認しながらショートパスをつないぎゴールを目指します。
 附属視覚特別支援学校の2チームは,準決勝で直接対決。2-1で「N-フリューゲルス」が勝利しました。その結果,決勝では,地元兵庫県の「ブラックシープ」と「N-フリューゲルス」の対決となりました。
 一日目の予選リーグでも,2-2の引き分けだった両チームは決勝でも素晴らしい攻防を繰り広げました。「N-フリューゲルス」は,筑波大学理療料教員施設1年生の宮井英次選手が前半からシュートを何本も打ちましたが,相手GKの好守に阻まれました。0-0で前半を終了し,後半,相手選手がゴール前左からゴールを決めました。その1点を守りきった「ブラックシープ」が逃げ切り優勝。口惜しい準優勝でした。
 3位決定戦は,「レッド・ロケッツ」が4-0で東京都立文京盲学校の卒業生を中心とした「A.C 東京」に勝利しました。
 個人賞のベストキーパー賞には「N-フリューゲルス」の朝倉 確選手。大会得点王には,同宮井選手が選ばれました。昨年以上に参加したすべてのチームにまとまりがあり,全体的なレベルアップが感じられました。
 大会直前の10月24日と11月3日の2日間,チーム練習にJリーグの京都パープルサンガや浦和レッズなどで監督経験のある,ドイツ人の「ゲルト・エンゲルス」氏が参加しました。初めてのブラインドサッカー体験とのことですが,Jリーグの名将監督だけあって,選手と一緒に走り,パスを出し,動き出しに関しての鋭い指摘を行っておられました。また,パスの出し方やポジショニングについても,個別指導を行っていただきましたが,選手に与えた影響は大きかったと思います。なお,この企画は,附属視覚特別支援学校の2つのチームを指導してくださる元横浜フリューゲルスのGK,小林正己さんとのつながりで実現したものです。
 今年度の準優勝と3位の成績をバネにし,来年こそは優勝をと決意を新たにしました。

決勝戦を前に整列した「N-フリューゲルス」
決勝戦を前に整列した「N-フリューゲルス」
表彰状を手にした「N―フリューゲルス」と「レッド・ロケッツ」
表彰状を手にした「N―フリューゲルス」と「レッド・ロケッツ」
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ゲルト・エンゲルスの指導を受ける「B2選手」
ゲルト・エンゲルスの指導を受ける「B2選手」
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