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お知らせ・情報

第1回ナチュラリスト養成講座開催

2010/05/29菅平高原実験センター

 筑波大学菅平高原実験センターでは,筑波大学社会貢献プロジェクトの助成を受けて,本年度から自然ガイドとして活躍できる人材を育成する講座を開講しました。
 講座は2年間継続し,1年目は自然の基礎知識に関する講義・実習を8回行い,2年目はガイド活動を実践的に学びます。なお,講座修了者には,「筑波大学菅平高原実験センターナチュラリスト認定証」を授与し,同センターを活用して自然教育・自然ガイドツアーを自主的に運営していただく予定です。
 この講座への応募者が多数であったため,書類選考により28名の方を本年度の受講者として採用させていただき,5月28日,初年度第1回の講座を開催しました。
 田中健太助教(筑波大学生命環境科学研究科)が講師となり「生物多様性と生態系」についての講義と「植物標本の作り方」についての実習を行いました。生物多様性とは何か,生物多様性をとりまく現状,生物多様性の意義等,生物多様性に関して様々な視点から概説すると共に,生態系の成り立ち,遷移,かく乱,植物の生存戦略などの生態学の基礎概念,さらには,分散・平均・反復等統計学の基礎概念まで解説し,多岐にわたる話題となりました。
 午後は,フィールドに出て植物を採集し,同センター敷地内にある大明神寮の中で植物標本の作製法や植物図鑑の使い方を実習しました。
 受講者からは,「難しかった」「大変勉強になった」「壮大な研究の世界が伝わった」などの意見をいただきました。また,講義中の質疑応答では活発な議論が起こり,「外来種が増えるとなぜ問題なのか」などの質問が寄せられました。
 この講座受講者へは,大明神寮を自主学習・交流の場として平日開放し,日常的に受講者の学習意欲をサポートしていく予定です。早速,週明けの31日に受講者の方が同寮へ学習に来られました。今後も,養成講座の様子をお伝えしていきます。

講義の様子
講義の様子
大明神寮で植物標本作り
大明神寮で植物標本作り
植物採集の風景
植物採集の風景

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