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医療保育分野特別講演「子どもと絵本を読みあう」開催

2010/08/30附属病院

 筑波大学附属病院では,平成21年度から,文部科学省「大学病院の周産期医療体制整備計画」に基づく「周産期医療に係る専門スタッフの養成事業」に採択され,年度計画に基づき各種事業を展開しています。
 8月30日,この事業の一環として,筑波大学附属病院周産期人材育成事業医療保育分野特別講演「子どもと絵本を読みあう」を開催し,講師として,筑波大学人間学類の卒業生であり,野間児童文芸賞・産経児童文化賞を受賞した絵本作家の村中李衣教授(梅光学院大学)をお招きしました。
 講演に先立ち,今回の企画の実現を支援した宮本信也教授(筑波大学人間総合科学研究科)は「絵本の読み聞かせは入院している子どもたちの単なる気分転換だけではなく,子どもたちの心の安定と発達にも有用」との観点から,村中講師に入院患児への読み聞かせの実演をお願いしたところ,快諾を得られ,村中講師の附属病院病棟訪問が実現し,有意義なものとなりました。
 講演では,「はらぺこあおむし」の絵本や,患児や講師が作成した絵本を取り上げ,「本の中に込められたメッセージ」や「子どもとの関わり方」についての非常にユニークな着眼点と,それを検証するために乳幼児を対象として行った研究について語られましたが,豊富な実践経験から導き出された,非常に具体的で示唆に富む内容でした。
 初めての講演会開催でしたが,筑波大学以外の保育所,特別支援学校,児童養護施設等からも多数の方々が参加され,このような講演会を,今後も開催して欲しいとの要望がありました。
 今後も,この事業では「地域全体を対象とした専門教育プログラムと育児支援」を目指し,筑波大学附属病院だけではなく,県内の医療機関や子ども関連施設のスタッフも対象とする幅広い取り組みを継続し,茨城県全体の周産期医療の質の向上を計っていきます。

病棟を訪れ,入院患児への読み聞かせを行う村中講師(左)
病棟を訪れ,入院患児への読み聞かせを行う村中講師(左)
「はらぺこあおむし」の絵本をかざす村中講師
「はらぺこあおむし」の絵本をかざす村中講師
患児や講師が作成した絵本を手にする村中講師
患児や講師が作成した絵本を手にする村中講師

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