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お知らせ・情報

【学長メッセージ】東北地方太平洋沖地震について

2011/03/25山田信博筑波大学長

 筑波大学を代表して,この度の大震災の犠牲者に対し心より哀悼の意を表しますとともに,被災された皆さまにお見舞い申し上げます。
 本学では,震災直後より,災害対策本部を設置し,ライフラインの確保,安全の確保を優先して,国力の源泉である大学機能の復旧に努めてきました。また,本学附属病院は,被災された皆様への支援活動を行ってまいりました。
 大学の機能はいうまでもなく教育と研究にあり,育成された人材や学術の成果は社会基盤を整備し,国を活性化し,未来を創造します。今回の大震災は国民の貴重な財産である大学にも大きな爪あとを残しました。本学でも残念ながら,上水・トイレ用水のパイプや研究設備等の損壊もあり,いまだ復旧に至っていない部分もあります。一方,懸命の復旧作業により,現時点において建物,教室の安全性は概ね確認され,ライフラインも確保される段階にあります。今後は大学機能の本格的な復旧に向けて全力で取り組みたいと考えています。いまだに余震の問題など憂慮すべき障害は数多く残っていますが,安全への細心の注意と対応力,チームワークをもってすれば,これらの障害を共有して,乗り越えることができると確信しています。特に,学生の視点より,大学の中心機能である教育,すなわち直近の課題としては授業を新学期とともにできるだけ通常通り開始し,学生を迎えることができるように,私たちは努力を集中する所存です。一部に諸般の事情により,今しばらく時間を要する場合もあることは承知しておりますが,日本の復興を考えた時,日本の活力の再生は大学から,教育・人材育成からであり,でき得る限り前向きに進めたいと考えています。 
 私たちは大学機能を力強く復活させることにより,被災地の復興を側面から応援し,日本再生のフロントランナーを務めたいと考えています。私たちは逆境に強い日本人,心優しい日本人として困難を克服し,被災された人々を支援し,社会と連帯していきます。                       

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