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外国語センター主催公開学術講演会を開催

2011/12/09

 12月9日,共同利用棟A101において,本学が目指す地域社会貢献事業の一環として,筑波大学外国語センター主催の公開学術講演会「社会的マイノリティーの言語権と言語政策」が開催されました。この講演会には,学群学生及び大学院生を中心に,教職員も含め約20人の参加がありました。
 講演会では,主催者である浜名恵美センター長の挨拶に続いて,講師の田中慎也氏(日本言語政策学会会長)より,まず改正障害者基本法第三条及び附帯決議に「言語(手話を含む。)」という規程文が盛り込まれた経緯と主要国における手話の法的位置付けに関する詳細な説明がありました。次に手話言語法が求める権利と今後の障害者制度改革の動きについて言及され,最後に「言語(手話を含む。)」規定のもたらす障害者支援の新たな方向性と社会的な影響などに関する見通しが述べられました。また質疑応答も白熱し,興味深い議論がなされました。
 最後に司会者の臼山利信准教授(筑波大学人文社会系)より,非常に示唆に富んだ講演内容に対する謝辞と,今後手話を言語として扱う他の一部の大学のように,「手話は言語である」という法規定を踏まえて,筑波大学でも手話を教育に資する言語として位置づけ,第2言語教育という枠組みの中で取り入れていく可能性と必要性を強く感じた旨の挨拶があり盛会のうち終了しました。

講演会の様子
講演会の様子
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