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お知らせ・情報

外国語センター主催公開講演会を開催

2011/12/16

 12月16日,筑波大学共同利用棟A101において,本学学生のキャリア支援と地域社会貢献事業の一環として,外国語センター主催の公開講演会「仕事と外国語」(第8回)「外交官と外国語―外交という現場で日本と世界をつなぐ使命を担う―」が開催されました。この講演会には,学群学生及び大学院生を中心に,教職員等も含めて約50人の参加がありました。
 講演会では,主催者である浜名恵美外国語センター長の挨拶に続いて,講師の南野大介氏(外務省欧州局中央アジア・コーカサス室)より,(1)外務省入省の経緯(ソ連崩壊,ウクライナ政治の研究),(2)外交官の仕事と生活(本省と在ウクライナ日本国大使館),(3)外交の現場(国際協力,通訳,文化紹介事業など),という三つの視点から現役外交官としてのありのままの姿を具体的かつ詳細に語っていただきました。
 特に,在ウクライナ日本国大使館に勤務していたときの経験,具体的には,ウクライナのオレンジ革命,選挙監視活動,チェルノブイリ原発事故被災者の支援活動,モルドバ共和国の農業支援や中小企業支援などの話は臨場感と充実感に溢れ,外交官としての緊張感,喜びや達成感などが学生たちに直に伝わりました。また天皇陛下のウクライナ語の通訳として仕事をした経験などは,聴講者に非常に強い印象を残しました。
 外交という仕事は,国益を守るという強い使命感,高い語学力(英語+赴任地の言語)と総合的なコミュニケーション能力,日本そのものに関する広く深い知識,政治・経済や法律・科学などの幅広い学識が要求されるので,常に向上心を持って,実力をつけるために日頃から努力することが大事だという南野氏のメッセージは,外交官を目指す本学の学生にとって非常に貴重な助言になりました。
 質疑応答でも,外交官の有給休暇からカザフスタンの政治状況まで質問が次々に出され,議論も大変白熱しました。
 最後に司会者の臼山利信准教授(筑波大学人文社会系)より,本学OBである南野大介氏の今後のさらなる活躍へ期待が述べられるとともに,外交官志望の参加学生に対して,努力し抜いて難関を突破し,夢を是非実現してほしいという激励の言葉が贈られました。

講演会の様子
講演会の様子
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