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お知らせ・情報

若者の自殺を防ぐためのシンポジウムを開催

2012/02/17

 2月17日に筑波大学3A403講義室において,「若者の自殺を防ぐためのシンポジウム~人と人のつながりでいのちを支えあうために~」を開催しました。
 このシンポジウムは,年々増加の傾向にある若者の自殺に対し,身近な人の自殺を防ぐために,私たちには何が出来るのか,何をすべきなのかを学ぶことを目的とし,筑波大学が主催し,茨城県つくば保健所及びつくば市の共催を得て開催されたもので,会場となった200席の講義室は筑波大学の教職員・学生のほか,近隣の大学の教職員やつくば市の民生委員の方々でほぼ埋め尽くされ,本シンポジウムの関心の高さが伺えました。
 シンポジウムの冒頭に,西川潔学生担当副学長が主催者を代表して挨拶を行い,「これまで,自殺というキーワードは,表に出し難いものであったが,自殺を防ぐためには正面からこの問題に取り組む必要がある。」と述べ,次いで,石田久美子つくば保健所長からも,「若者の自殺を防ぐためには,大学だけでなく,地域を巻き込んでの対策が必要である。」と連携の重要性についての挨拶がありました。
 基調講演では,広島大学保健管理センターの内野悌司准教授をお招きし,広島大学での自殺予防対策の実践例を含め,身近な人の変化や危機のサインに気付き対応する場合の注意点などが判り易く説明され,引き続き行われた,パネルディスカッションでは,内閣府自殺対策推進室の森山花鈴主査,筑波大学保健管理センターの太刀川弘和講師から,政府における自殺対策の現状と,筑波大学の現状についてそれぞれ話題提供があり,広島大学で学ぶ大坂遊さんと縄田真依子さんの二人の学生からは,自主的に取り組んでいるピア・カウンセラー活動について話題が提供されました。
 まとめとしての総合討論では,来場者からも多くの貴重な意見がだされ,若者の自殺を防ぐためには,全ての人が意識を高め,つながりあうことが大切であり,国や県や地域と,大学や研究所等とが連携をしながら,継続して対策を取ることが重要との見解が示され,今後の指針を示す貴重な機会となりました。

挨拶をする西川副学長
挨拶をする西川副学長
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基調講演を行う広島大学内野准教授
基調講演を行う広島大学内野准教授
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総合討論パネリストの(左から)西川副学長,内野准教授,森山主査,太刀川講師,大坂さん,縄田さん
総合討論パネリストの(左から)西川副学長,内野准教授,森山主査,太刀川講師,大坂さん,縄田さん
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