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「筑波大学教育改革シンポジウム」を開催

2012/03/09

 「筑波大学教育改革シンポジウム ~産業界と連携した教育改革を中心に~」が,3月9日に筑波大学東京キャンパスで開催されました。
 第1部「基調スピーチ」は,三村明夫(社)日本プロジェクト産業協議会会長・新日本製鐵(株)会長,鈴木寛前文部科学副大臣,山田信博筑波大学長の3人から講演がありました。
 三村会長からは,日本の産業構造が大きく変わる中,海外の成長エネルギーを取り込むことの必要性とともに,グローバル人材育成の重要性や,1991年の大綱化以降教養教育が衰退していますが,産業界と連携して教養教育を行う仕組みやJAPICリレー講義の2年目の飛躍に期待することを熱く語っていただきました。
 鈴木議員からは,学びのイノベーションでもっとも重要なことはActive(能動的)やCollaborative(協働)であるとか,これからの日本人に必要な人材像をスポーツ界で例えるなどわかりやく解説するとともに,日本人学生の海外留学者減に対応すべく初等中等教育段階からのグローバル人材育成の必要性を唱えていただきました。
 山田学長からは,筑波大学が更なるバージョンアップするためには自立的運営とガバナンスの確立,大学自治の確立が必要で,そのためには教育研究体制を見直し,高度成長社会人から成熟社会人へと意識をリセットするとともに,限られた資源利用の最適化,知的生産性を高める時間・ゆとりが生まれるシステムへ変わることの重要性を訴えました。例えば学位プログラム化の推進,教育PDCAサイクルの確立や入学時期の見直しなど,教育の充実・高度化,質保証に向けた更なる取組の必要性や,グローバル人材育成・イノベーション人材育成のための取組を説明しました。
 第2部「筑波大学における教育改革の取組と成果」は,《国際化》「G30と教育のグローバル化」を辻中豊副学長,《教育改革》「筑波大学における教育改革の試み~教養教育における成果を中心に~」を石田東生教育企画室長,《産業界との連携》「JAPICリレー講義の概要と成果」を道谷里英キャリア支援室副室長からそれぞれ説明がありました。
 第3部パネルディスカッション「これからの教育改革の方向性」では,清水一彦副学長がコーディネーターを務め,高藪裕三JAPIC専務理事,河本武ユーハイム社長,藤原章夫文科省課長,溝上智恵子本学教授,河内真美本学学生の5人が,パネリストとして教育改革について日頃から関心があることなどをそれぞれの立場から説明した後,会場からの質疑や意見も踏まえ,深い討論を行いました。
 当日は,約150人(本学教職員49%,他大学教職員21%,産業界・企業22%,国の機関2%,報道・出版関係6%)が足下の悪い中本キャンパスに駆けつけ,様々な角度からのスピーチに熱心に耳を傾けていました。

三村明夫会長
三村明夫会長
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鈴木寛議員
鈴木寛議員
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山田信博学長
山田信博学長
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