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下田臨海実験センター「式根島ステーション」開所式を開催

2016/04/15

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 4月15日,式根島(東京都新島村)において下田臨海実験センターの海洋酸性化プロジェクト研究施設「式根島ステーション」の開所式が開催されました。本施設は,下田臨海実験センターの研究チームが最近式根島沿岸で発見した「CO2シープ」をフィールドとして,海洋酸性化が生物の生理・海洋生態系に与える影響を調べるための研究基地として設置されました。

 CO2シープは海底から二酸化炭素が噴き出ている場所のことで,その地点の海水pHは低くなっており放射状にpHの勾配を形成します。式根島のCO2シープは温帯域では世界ではじめて報告されたものです。また,毒性の成分を含んでいないため,海洋酸性化が生態系に与える影響を天然の海で調べることができる点で注目されています。

 本施設は民間からの賃借で,研究棟(宿泊室付き)と実験棟からなります。センター教員・学生をはじめ,筑波大学海外教育研究ユニット招致による外国人教員2名,および国内外の関連研究者による共同研究の拠点として研究の進展が期待されます。

 開所式には,センター教職員,生命環境系教員,ならびに新島村役場,式根島漁業協同組合,式根島観光協会などの関係者が集まりました。稲葉センター長の挨拶,式根島漁業協同組合の大沼副理事の祝辞に引き続き,懇親会が開かれました。終始和やかな雰囲気で,センター関係者と地元関係者の交流が行われました。

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