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お知らせ・情報

人を支援するAI×ビッグデータで実現する「Society5.0」シンポジウムを開催

2016/11/07

 11月7日,文部科学省はじめとする約20機関から後援・協賛をいただき,人を支援するAI×ビックデータで実現する「Society5.0」シンポジウムを開催しました。

 このシンポジウムは,来年4月に発足する本学の「人工知能科学センター」のこれからの活動をお伝えし,企業・研究機関・自治体との連携を進めることを目的に開催しました。定員200名を大きく超える参加者にご来場いただきました。

 まず,本学の永田恭介学長から,人工知能・ビッグデータ・IoTに関わる先進基盤技術の研究開発を進めるとともに,筑波大学の特色である学際性を活かし,人工知能技術を用いたビッグデータ活用拠点を形成し,人材育成にも積極的に取り組むことを説明しました。続いて文部科学省研究振興局の榎本剛参事官(情報担当)からは,ビッグデータ分野で大型プロジェクトの実績を有する本学の新センターに期待する旨の挨拶がなされました。また,本学システム情報系の山海嘉之教授・サイバニクス研究センター長が,バックキャスティング方式で今何を解決すべきかを考えた研究の重要性に触れた基調講演を行い,本学システム情報系の櫻井鉄也教授・研究戦略室長が,「人工知能・ビッグデータ-活用拠点への取り組み」と題し,「人工知能科学センター」の体制や構想を紹介しました。

 さらに,株式会社日立製作所の矢野和男研究開発グループ技師長,トヨタ自動車株式会社の高原勇未来開拓室担当部長・筑波大学客員教授,東日本電信電話株式会社の齋藤義男ビジネス&オフィス営業推進本部本部長補佐役および株式会社つくばウエルネスリサーチの塚尾晶子健幸事業コンサルティング部長より,国立研究機関や産業界におけるAIやビッグデータ解析の最新状況について事例に基づいた講演が行われました。

 パネルディスカッション「知能化時代に求められる大学の役割」では,本学システム情報系の鈴木健嗣教授を座長とし,また,情報通信研究機構の木俵豊ユニバーサルコミュニケーション研究所長,理化学研究所の杉山将革新知能統合研究センター長,産業技術総合研究所の辻井潤一人工知能研究センター長,旭硝子株式会社の高田章中央研究所特任研究員およびご講演いただいた矢野氏,高原氏にご参加いただき,「人工知能・ビッグデータ・IoT分野の研究の進展が,大学の学問の在り方そのものに変容をもたらし始めているのではないか。そうした中で,大学は,未来社会のための創造性やより深い数理先端科学の追求,横断的な社会の課題を解決しうる人材の育成,知見の共有化に向けたオープンな連携が必要である」などの意見が交わされ,熱い議論のうちにシンポジウムは閉会となりました。

 筑波大学では,「人を支援するAI」を推進し,様々な研究機関や企業との協働によって基盤技術から応用・産業展開までのスパイラルの形成を図り,次世代スマートコミュニティの実現に寄与していきます。

永田学長

永田学長

文部科学省 榎本参事官(情報担当)

文部科学省 榎本参事官(情報担当)

山海教授・サイバニクス研究センター長

山海教授・サイバニクス研究センター長

櫻井教授・研究戦略室長

櫻井教授・研究戦略室長

日立製作所 矢野技師長

日立製作所 矢野技師長

トヨタ自動車 高原担当部長・筑波大学客員教授

トヨタ自動車 高原担当部長・筑波大学客員教授

東日本電信電話 齋藤本部長補佐役

東日本電信電話 齋藤本部長補佐役

つくばウエルネスリサーチ 塚尾部長

つくばウエルネスリサーチ 塚尾部長

熱い議論が交わされたパネルディスカッションの様子

熱い議論が交わされたパネルディスカッションの様子

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