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お知らせ・情報

筑波大学宇宙観測グループが地上で最高の天文観測環境「南極」への「南極望遠鏡」建設プロジェクトに向けて、広視野超伝導電波カメラを開発!
クラウドファンディング「Readyfor Charity」にて1,000万円の資金調達を開始

2017/04/18

 筑波大学の宇宙観測グループは、「南極望遠鏡」建設プロジェクトに向けて、広視野超伝導電波カメラを開発する資金調達のため、平成29年4月18日(火)よりクラウドファンディングのプロジェクトを開始いたします。本プロジェクトは、寄附型クラウドファンディングサービス「Readyfor Charity」を活用し、6月30日(金)23時までに目標金額1,000万円の達成を目指します。
(プロジェクトページURL:https://readyfor.jp/projects/antarctic-telescope

プロジェクト内容

 現在、筑波大学宇宙観測グループでは「南極10mテラヘルツ望遠鏡計画」を立ち上げ、地上で最高の天文観測環境といわれる南極内陸部の高原地帯に、高精度の口径10m電波望遠鏡を建設し、宇宙の130億年以上先という非常に遠方を観測したいと考えています。遠方宇宙は観測が非常に難しく、これまでの光の観測からは理論的に予想されている銀河の1~3割しか見つかっていません。しかし、テラヘルツ望遠鏡とそのなかで最も重要な観測装置である超広視野超伝導電波カメラが開発できれば、残りの7割以上の行方不明となっている「暗黒銀河」を観測し、長年にわたる銀河誕生の謎が解き明かせると期待しています。
 超伝導電波カメラの開発は、世界最先端の技術を駆使することで実験室での試作段階には成功しています。次の段階は、望遠鏡に搭載して実際の観測に使用できる実機の開発で、平成29年秋までに第1号機となる装置を開発製作し、国立天文台の野辺山45m電波望遠鏡(長野県)に搭載し、冬季に天体に向けて試験観測を行う予定です。その後、改良を加えて平成30年度冬季に本格的に銀河や天の川銀河等の観測を開始し、最終的に南極10mテラヘルツ望遠鏡に搭載することを目指します。

プロジェクトについて

・プロジェクトタイトル︰「行方不明の星たちを探すカギに遂に辿り着く。銀河誕生の謎に迫る」
・URL︰ https://readyfor.jp/projects/antarctic-telescope
・目標金額︰1,000万円
・募集期間︰平成29年4月18日(火)10時〜平成29年6月30日(金)23時
 ※ALL or Nothing形式のため期間内に目標金額に到達しなかった場合は支援者に全額返金となります。
・使用プラットフォーム:寄附型クラウドファンディング「Readyfor Charity」
 ※本プロジェクトは寄附控除の対象となります。

筑波大学宇宙観測グループについて

 本研究室では、サブミリ・テラヘルツ波や赤外線において地上で唯一最高の観測環境にある南極内陸部高原地帯のドームCに口径10mテラヘルツ望遠鏡を建設し、可視光では見えない遠方宇宙にある暗黒銀河等の観測を目指しています (南極天文学の推進)。またアルマ大型電波干渉計や野辺山45m電波望遠鏡などの既存の望遠鏡も用いて、我々の銀河系の構造、銀河系中心、星形成領域、系外銀河、活動的銀河中心核と巨大ブラックホール、銀河の形成と進化、遠方宇宙の構造などの観測的研究を行っています。

READYFOR株式会社について

 READYFOR株式会社は、「誰もがやりたいことを実現できる世の中をつくる」をミッションに日本初・国内最大のクラウドファンディングサービス「Readyfor」を運営しています。クラウドファンディングとは、インターネット上でやりたいことを発表し、それに共感した不特定多数の方から少額の資金を集める仕組みです。6,200件以上のプロジェクトを掲載し、26万人から38.8億円以上の資金を集め、国内最大のクラウドファンディングサービスとして、中学生から80代の方まで幅広い方々の夢への一歩をサポートしています。

本件に関するお問い合わせ

○寄附に関すること
 筑波大学数理物質エリア支援室
 担当者:圷(あくつ) 義文

○研究に関すること
 筑波大学数理物質系教授
 担当者:中井 直正

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