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在学生の方へ

    

 

活発な会議が行われ、充実した09年度全代会。

 

積極的に活動したことにより学生の声を多く聞くことができた。

 

学生に一歩近付いて活動に取り込んだ全代会の一年を振り返る。

 
(朝倉健、張文禎、濱田宰、平林知芙美)
09年度議長団(左から福山副議長、清川議長、青山副議長)
   

活発に討論された会議

 

「会議の重要性を座長団に意識してもらえた一年だった」と09年度全代会議長清川朝日(知識情報・図書館学類4年)は振り返る。座長団全員が議論に参加できるよう議案の意味や背景を解説するなど、「わかりやすい会議」を目指した。そのかいもあり、09年度は流会もなく全本会議を成立させた。

 

クラ代会からも議案が挙がった。「クラ代会が議案を提出するのは珍しく、会議が活発な証拠」と清川議長は言う。10年度から学生宿舎に導入されるコインランドリーについては、賛否さまざまな議論が交わされた。第6回本会議では数学類から、第7回本会議では人文・文化学群3学類から導入見送りの要望が挙がった。「座長団が学類の意見を全代会に挙げるという基本的な姿勢を確認できた良い年だった」

   

移行期間が終了

 

09年度は次年度を意識して動く一年でもあった。07年度に学群改組があり、7学群15学類から9学群23学類の現在の形になった。改組に伴い全代会の構成員人数やクラ代会の構成も変わった。07年4月から10年3月までが改組の移行期間に充てられ、全代会では組織構造の再考に取り組んだ。

 

清川議長はクラ代会の体制を見直すべく、一年間活動してきた。クラ代会の議長にインタビューし、クラ代会の実態を把握した結果、本来の大学の規則を変更して柔軟性のある体制を築くことが重要だと判断した。

 

これを議案にまとめて第10回本会議に提出したが、過半数の賛成を得られず否決となった。全代会はクラ代会の体制について10年度以降も引き続き議論していく。「それぞれの学類でクラ代会の運営の体制について議論を続けてほしい」と清川議長は言う。

   

残される課題

 

学期制討論会や宿舎大そうじ大会、「Twintail(ツインテール)」試遊会、コインランドリー説明会など、各委員会で幅広い活動も行われた。学生の意見が多く集められた反面、全代会内で特定の人に仕事が集中するなどの問題もあった。「特定の人にしかできない作業があるのが原因。全代会内で作業のマニュアル化を進め、効率化を図っていく必要がある」と09年度副議長を務めた福山亮介(生物資源学類3年)は言う。

   

09年度の委員会活動

   

総務委員会

  • 全代会の物品管理
  • 全代会の機関誌発行
  • 会議の出欠確認、議場設置
  • 教室利用申請
  • 予算管理
   

学内行事委員会

  • 学生組織連絡会で、学園祭実行委員会やスポーツ・デー学生委員会、宿舎祭実行委員会との情報共有
  • 課外活動団体会議に参加
  • 紫峰会の学生広報会議と学生財務会議に出席
   

教育環境委員会

  • 学園祭で、学期制についての討論会を実施
  • 英語教育に関する議論と大学への提案
  • 総合科目改革についての意見交換会に参加
   

生活環境委員会

  • 厚生会誌『うい~る』の制作
  • 食堂との意見交換会へ出席
  • 宿舎大そうじ大会の開催
  • コインランドリー導入に関する活動
  • クラス代表者会議交通安全指導に参加
   

情報委員会

  • 「在学生の方へ」ページの大幅仕様変更、コンテンツやリンクの整理
  • 教職科目履修支援システム「Twintail」の開発
  • つくば飯処検索システム「つくめし」の開発
   

広報委員会

  • 『全代会の広報誌Campus』の編集、発行
  • イベントポスターの制作
  • ZDKNEWSの編集、発行
  • 全代会活動の写真撮影、広報
   

調査委員会

  • TWINS調査
  • 広告効果調査の実施
  • 「学生宿舎コインランドリー導入計画に際して、学都資金財団の会計公開の必要性に関する調査報告書」の作成
   

学内の情報環境の整備--情報委員会

 

情報委員会(情報委)は学生の視点から大学の情報環境を整備している。

 

09年度は筑波大学公式ウェブサイトにある「在学生の方へ」ページのデザインを使いやすく変更した。コンテンツを充実させ、ページのレイアウトを変えた。

 

情報委が開発しているシステムとして「Twintail」がある。6月にはシステムがほぼ完成し、学生向けに試遊会として一般公開の機会を設けた。7月からは実用化の基盤を作るために教職員と話し合いを続けている。「10年度にはテスト運用を経て実用化にこぎ着けられれば」と財前涼委員長(情報メディア創成学類3年)は言う。

 

情報委はつくば飯処(めしどころ)検索システム「つくめし」の開発にも取り組んだ。つくめしは、人数、予算、交通手段といった条件から、大学近辺のお薦め飲食店を紹介してくれるメールサービスだ。「みんなに使ってもらえるようなシステムにしたい。みんなでご飯を食べに行くときに気軽に利用してほしい」

 

情報委員会は10年度で発足4年目を迎える。「組織として地盤が固まり、成果も目に見えるようになってきた。来年度はこれらのシステムを実用化し、多くの人に使ってもらいたい」と財前委員長は語る。

   

学生にとってより良い教育を--教育環境委員会

 

教育環境委員会(教育委)は大学教育についての問題全般を扱う。「英語教育改革や学期制問題など、09年度は多くの課題に精力的に取り組んだ」と武藤康平委員長(国際総合学類2年)は振り返る。

 

共通科目「英語」のカリキュラム改革案が、09年9月に教育研究評議会で承認された。これに先立ち教育委は08年度末に、英語教育についての意識調査を行った。「改革案と学生の意見はおおむね一致していたが、反映されていない要望もある。意見交換を重ね、より学生のニーズに合うものにしたい」と武藤委員長は話す。

 

学期制についての問題意識の啓発にも努め、6月に3学期制についてのグループディスカッションを行った。10月の学園祭では学期制についての討論会「今、再び問う!三学期制の理念」を開催した。清水一彦副学長(教育)を招き、「2学期制と3学期制の長所・短所」「なぜ筑波大学は3学期制なのか」を議論した。

 

3学期に入り総合科目の改革や留学生に関する問題など新たな課題も浮上した。「今年度は大きなトピックが多い中、活動の足掛かりをつくれた。10年度は踏ん張りどころ。やる気のある新入生が多く入ってくれれば」

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