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2026年度グッドデザイン・ニューホープ賞 入選
情報学群 高橋 実来

学生・大学院生

 高橋 実来 さん(情報学群 知識情報・図書館学類 2年次)がデザインした申し送り支援システム「カルテdiff ― 引き継ぐのは、変化だけ。― 電子カルテはその先へ。」が、2026年度グッドデザイン・ニューホープ賞(主催:公益財団法人日本デザイン振興会)に入選しました。

 カルテdiffは、夜間勤務の看護師のための申し送り(勤務交代時の引き継ぎ情報)のデザインです。前の勤務時点と現在の電子カルテをシステムが項目ごとに比較し、「新規・変更・中止」の差分だけを患者1人につき1枚のタイムラインへ自動整形します。生成AIによる要約ではなく決定論的な差分計算を採用することで誤情報が混入する余地をなくし、表示されるすべての差分を元の記録へワンタップで遡れるようにしました。記録の書き方や帳票は変えず、画面でも紙1枚でも運用できる設計で、見落としを個人の注意力ではなく構造で防ぐことを目指しています。筑波大学附属病院内の研究用模擬電子カルテに実装し、運用試験を行っています。審査委員からは、医療現場の課題解決に向けた熱意と、複雑な記録から変化した箇所のみを提示する情報の構成力が評価されました。

 グッドデザイン・ニューホープ賞は、公益財団法人日本デザイン振興会が主催する学生を対象としたデザイン賞です。受賞作品は10月31日〜11月4日の「GOOD DESIGN EXHIBITION 2026」で展示され、12月12日に最終審査会・受賞祝賀会が開催されます。

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