ALUMNI

田口 孝行氏

田口 孝行(タグチ タカユキ)氏

2013年入学・2015年修了

大学院修士課程 教育研究科 カウンセリング専攻 リハビリテーションコース

埼玉県立大学 保健医療福祉学部 理学療法学科 教授

埼玉県立大学大学院 保健医療福祉学研究科 教授

H26学長会議2

① 現在のお仕事を聞かせてください。

埼玉県立大学で理学療法士を要請する理学療法学科で教員をしています。自分の専門として学生に教鞭をとっている領域は,地域リハビリテーション(理学療法)です。病院を退院して地域(自宅、施設等)での生活を回復しようとする障がいを有する人々を理学療法士がどのように支えるか,社会資源をどう活用するかなどを学生に教えています(いや,学生とともに勉強していると言った方が正確でしょうか・・・)。その他に,現在の研究としては,埼玉県内のA市と協力して,地域住民の健康づくりのためのシステムづくりをしています。

H26IPオリ(0804)

H26IP報告会(0828)

② 今改めて,筑波大学で良かったと思うことを聞かせてください。

現在,文部科学省の大学改革推進等補助金をいただき,埼玉県内の4大学が連携した連携教育プロジェクトのプロジェクトリーダーとして,事業に取り組んでいます(彩の国連携力育成プロジェクト)。この事業では他専門職を知り,連携することが必要で,学生に対する連携教育の前に,自分が他者(専門職)と連携しなればなりません。このような事業に参加できているのは,筑波大学大学院でいろいろな専門を持った仲間や先生方に出会え,皆さんの専門や"ひと"に関心を持てるようになったこと,"連携"および"ひととの繋がり"の重要性を学んだことが基盤にあると思っております。

③ 本学と本学の学生に対してメッセージをお願いします。

前述した事業等を通して,自分一人でできることは限られることを実感しておりますし,仲間は自分を助けて高めてくれるとも感じております。私は,現在,筑波大学大学院リハビリテーションコースの同窓会長をしております。ぜひ,大学院在学中で得た"ひと"との繋がりを修了後もさらに深める,または拡大して,自分自身を高めていきましょう。

創基151年筑波大学開学50周年記念事業