ALUMNI

藤巻 好子さん(TSUKUCOMM Vol.70)

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やりたいことをいつも自分に問いかけながら

日本マイクロソフト株式会社
エンタープライズ事業部
モビリティサービス事業本部
ビジネス・ストラテジー・リード

藤巻 好子(ふじまき よしこ)さん

-これまでのキャリアや生活において、筑波大学でよかったと思うこと

 マイクロソフトというとOffice関連のイメージが強いですが、私が所属しているのは法人ビジネス部門で、自動車や鉄道、船舶などのいわゆるモビリティ分野の企業を対象に、デジタルトランスフォーメーションの支援をしています。
 もともと新興国や国際協力などの社会貢献や課題解決に関心があって、ジャーナリスト志望だったんですけどうまくいかず、大学卒業後は、商用車の海外マーケティング、海外青年協力隊のボランティア、コンサルティング、そして現在のマイクロソフト社へと転職しました。どの場合も、自分が本当にやりたいことに立ち返ってみて、次のステップに進む決断をしました。マイクロソフトも、実は災害復興や人道支援の分野でもテクノロジーの活用を進めていて、そこに魅力を感じたんです。
 学生時代は、幅広い分野の授業をとるようにしていました。どの授業が、というのはありませんが、あまねく学際的な学びができたのがとても良かったと思っています。文学、宗教、経済、民俗学などいろいろなことを関連付けて考えるようになれたし、それが社会で働く上でも役立っていると感じますね。

-学生時代の一番の思い出

 最大の思い出は、4年生の時に卒業論文を執筆するために、ドイツへフィールドワークに行ったことです。3週間ぐらいかけて、現地の人の家に泊めてもらったりしながら、ドイツにおけるトルコ人の移民政策について、アンケート調査やインタビューをしました。高校時代に1年間、トルコに留学したので、その影響が大きいですね。トルコとは何のつながりもなかったんですけど、イスラムの文化や美術に惹かれていました。
 千葉の自宅から通学していたこともあって、大学ではサークルも部活も入らずアルバイトばかりでしたが、いろんなことに挑戦できたし、本当に毎日忙しくしていたなという印象です。

-筑波大生に向けてのメッセージ

 筑波大学は、出会う先生や学生たちも本当にさまざまで、学ぶ環境としては素晴らしいと思います。大学生でなければできないことに没頭できるし、将来の進路や夢を語らうこともできますよね。私の場合、そういった人たちが、人生にとっての大切な友人になっています。なので、この一瞬一瞬を大切に、今しかできないことに集中するのがいいのかなと思います。
 もちろん将来に向けて計画的に何かを準備するのは重要ですけれど、あまり戦略的になりすぎると、自分の心との乖離が出てきてしまいます。心地いいバランスを見つけて、目の前のことも楽しみながら過ごして欲しいですね。

PODCAST

インタビューのロングバージョンを、筑波大学Podcastでお聴きいただけます。



PROFILE  ふじまき よしこ

写真

千葉県出身
2009年 第二学群 比較文化学類卒業
日本マイクロソフト株式会社 エンタープライズ事業部 モビリティサービス事業本部
ビジネス・ストラテジー・リード