医療・健康

ドルフィンキック泳速度を2.4%アップ ~最先端動作・筋電解析技術による高機能高速水着の開発に成功~

筑波大学体育系高木英樹教授らの研究グループは、株式会社デサントとの共同研究により、ドルフィンキックの出力をアップする"キックアシストシステム"を搭載した新たな高機能水着の開発に成功しました。 速く泳ぐための動作の解明には、筑波大学が培ってきた最先端の水中動作分析システムや水中筋電解析システムを用いました。さらに泳動作自体も、スタートやターン後に多用されるドルフィンキックに絞り込んで解析を進めました。その結果、エリートスイマーの泳動作の特徴が初めて明らかになり、その動作をアシストする機能を水着に持たせるための素材開発、形状、デザインなどが検討されました。 本研究成果物である新水着は、アリーナブランドから「アクアフォース ライトニング」として発売予定です。

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図 高輝度防水LEDマーカーを用いたドルフィンキック動作分析システム

関連リンク

プレスリリース(デサント)
特設サイト(アリーナ)
スポサイ「用具の科学~体をサポートする水着」(サイエンスチャンネル)


PDF資料

プレスリリース
創基151年筑波大学開学50周年記念事業