非常勤講師（水戸済生会総合病院　脳神経外科）鶴淵　隆夫氏が，2015年度日本小児神経外科学会「川淵賞」を受賞しました。同賞は，第１回日本小児神経外科学研究会会長を務められた故川淵純一先生を記念した日本小児神経外科学会(JSPN) の学会賞で，JSPN学会機関誌，「小児の脳神経」に掲載された１年間の学術論文のなかで最優秀論文の著者に対して贈られるものです。鶴淵氏は，葉酸不応性の二分脊椎症の発症メカニズム解明のため，ノックアウトマウスモデルを用いてその一因を考察したことが評価されました。筑波大学脳神経外科は創設以来，小児神経外科に力を入れており，今後のさらなる発展が期待されます。