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iF DESIGN AWARD 2024 Home Furniture 部門
芸術系 伊藤 節

教職員等

芸術系の伊藤 節 教授らは、眠り、休むことを、寝室という空間を総合的に考えデザインしたベッドが、iFデザイン賞2024/ Germany を受賞しました。

AADの研究テーマにもなっている、人の手による工芸的要素を重要視しながら、生産効率の良い工業的要素を合わせ、工芸的でも工業的でもない中間領域の人の智と工業の知を合わせ最適化したデザインで、イタリアの最適で最上のマテリアルで製作した製品です。2023年のミラノサローネで発表されました。

iFデザイン賞2024

作品名である“TAKO”は、日本語で“凧/kite”を意味し、夢の中で空に舞い上がるような軽やかなイメージと、背もたれの包み込むような湾曲した無垢材の軽やかさと同時にソファのようなコンフォートさを併せ持つベッド、ベッドルームファニチャーコレクションです。

“休む、寝む” 事を総合的に考え、全てのアイテムが調和した時のその空間での安らぎをデザインしています。眠りの安らかさの表現として、柔らかさと確かさを持つ日本の和道具“まげわっぱ”を幾何学的に捉えデザイン言語にしています。

人の手技による工芸的要素を重要視しながら、生産効率の良い工業的要素を合わせ、工業的でも工芸的でもない中間領域の人の智と工業の知を合わせ最適化したデザイン作品であリ、それを実現したのはイタリアのCONTE社です。ベッド、ベッドサイド ベンチ、ナイトテーブル、ワードローブ、バ ーキャビネット、ライティングデスク/ バニティ、スタンドミラーといった製品を、木、大理石、金属、布、革、ガラスなど、最適でありながら最上のマテリアルを厳選し構成、製作しています。

iFデザイン賞2024

受賞:iF DESIGN AWARD 2024 / Home Furniture 部門 

受賞年:2024

アイテム名:ベッド “TAKO”

デザイナー:伊藤節、伊藤志信、Leonardo Mercurio (studio Ito design)

*iFデザイン賞は、国際的なデザイン振興組織である「iF International Forum Design GmbH(ドイツ連邦共和国ハノーバー市)」が1953年より主催する、世界で最も権威のあるデザイン賞の一つです。プロダクト、パッケージ、コミュニケーション、サービスデザイン、建築、インテリア/建築、等の7つのカテゴリから年間優秀デザインを表彰するものです。この賞は消費者だけでなくデザインコミュニティにとっても信頼の証となっています。

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