教員名

小川　園子　教授 （人間系・ニューロサイエンス学位プログラム）

所属

人間系

教務担当

体芸エリア支援室大学院教務・総合研究棟D事務室

主実施組織

ニューロサイエンス学位プログラム

TA

TA配置　1名

TF

オフィスアワー

随時（E-mailによる事前予約による）

研究室

総合研究棟D409

電話番号

2966

E-mail

ogawa@kansei.tsukuba.ac.jp

・国際性養成科目群・シリーズ講義:「地球規模課題と国際社会」の中の科目として開講し、筑波大学が留学生や外国人教員数の向上を目標・計画に掲げる中で、多国籍環境の中で日本人学生や留学生の国際感覚を磨き、国際社会の理解を進め、グローバル人材として活躍する大学院生の育成を果たす。
・国連が提起した「持続可能な開発にかかる地球規模課題(SDGs)」に密接に関わる国際社会が直面する課題を理解し、大学院生各人に国際社会の一員としての自覚を誘起し、高等教育を受けた者が果たすべき役割と責任について学ぶ。

・多国籍環境の中で国際感覚を磨き、国際社会の理解を進め、グローバル人材として活躍する資質を養い、国際社会で活躍できる能力と人間力を養う。
・現代社会が共通して抱えている「社会性」の課題を神経科学視点から考察できるに足る知識と思考力を身につける。

・国際社会が直面する「社会性の変容」に起因する様々な問題を「社会脳」として新たな分野を創成しそれを取り扱う。
・国連が提起した「持続可能な開発にかかる地球規模課題Sustainable Developmental Goals」の中で、Goal 3 & 4に関連する課題でもある。
・年度ごとに設定する社会性に関する個別課題について講義する。

社会脳、認知科学、神経科学、多様性

“The Social Brain: From Animal Studies to Human Behavior”

The Social Brain
It is essential for human beings to establish and maintain emotional bonds with other people as a basis for good mental health. In a highly industrialized/computerized world, it has become more and more difficult to form and maintain stable social relationships. In this lecture, we will discuss how neuroscience can contribute to understanding human behavior and improve mental health.

March 7, 2021 (Sunday)
10:00am-12:00pm
Introduction
Life-Long Hormonal Action on Neural Networks for Social Behavior 　
By Sonoko Ogawa

1:30pm-4:00pm
Social Stress (Tentative)
By Dr. Tomoko Soga, Associate Professor, Monash University, Malaysia

4:00pm-5:00pm
Informal Discussion
By Drs. Soga and Ogawa　（Facilitator Mr. Murakawa）

March 8, 2021 (Monday)
10:00am-12:00pm
Neural Mechanisms of Pair Bonding Behaviors and the Evolution of Social Behavior (録画映像のオンライン配信)
By Larry Young, Professor, University of Tsukuba/Emory University

1:30pm-4:00pm

Neuroscience of Human Communication (Tentative) (録画映像のオンライン配信)
By Dr. Taeko Wydell, Professor, Brunel University London, UK

4:00pm-5:00pm
Informal Discussion
By Drs. Wydell and Ogawa　（Facilitator Mr. Murakawa）

英語力向上と国際感覚を研磨する高いモチベーションを有すること

事前学習に基づく授業への積極的な参加（質疑応答への参加度）30％、課題レポート70％に基づき評価する。全日程の参加を単位認定の必須条件とする。
質疑応答への参加度は、対面、オンライン講義ともに、評価の対象とする。
課題レポートは、担当教員が出題し、採点する。70点以上を合格とする。
Essay: Assignment will be announced at the end of the last lecture
Deadline: March 22, 2020 (Mon)
Submit a Word or PDF file to the following address with the subject title of “Social Brain Essay Submission”
ogawa@kansei.tsukuba.ac.jp

国連のSustainable Developmental Goals (SDGs)のウエブサイト
manaba上に掲載する参考文献

学内外における関連のシンポジウムやセミナーへの出席とレポート提出により、加点する。

参考文献の詳細については、manabaに掲載。
授業の進め方の詳細は、初回講義時に説明。

・オンライン（同時双方型）、一部録画映像のライブ配信で実施します。
・履修希望者は、書類の添付が可能なメールアドレスから担当教員にメールで連絡のこと。