国際戦略基本方針2018 要旨
- 「スーパーグローバル大学創成支援事業」等の新規採択事業で掲げた定性的/定量的目標、近年採用された全学的方針、最新の国際的動向等を反映し、「国際戦略基本方針」を定め、第3期中期目標期間における本学の国際的活動の指針とする。
- グローバルな舞台における本学のプレゼンス強化のためには、従来の「国際化」戦略に加え、本学が、世界のワールドクラス大学との熾烈な人材・資金獲得競争に勝つために何をすべきかを示した「国際競争」戦略が必要とされる。当該基本方針においては「国際戦略」の名の下、国際化戦略と国際競争戦略を網羅的に扱うこととする。
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本学の国際化ならびに国際競争力の強化に向けて下記のとおり目標を掲げる。
目標1
ワールドクラスの大学にふさわしく、大学のグローバル競争力を強化する。
目標2
国際的互換性のある教育を実施する体制を確立し、地球規模で活躍できる高度人材を育成する。
目標3
「世界に開かれた大学」として、広く全世界から優秀な学生を集める。
目標4
幅広い学問分野において、真理を深く探求する研究と、研究成果の社会還元を目指す研究の両面において、世界トップレベルの最先端研究を展開する。
目標5
グローバル社会に向けた教育研究成果の積極的な発信及び大学の運営状況等についての戦略的な情報提供を推進し、本学のグローバルプレゼンスを高める。
目標6
筑波研究学園都市の中核機関として、本学及び筑波研究学園都市全体のグローバル化を牽引し、そのグローバルプレゼンスを高める。 -
国際地域戦略として下記のとおり目標を掲げる。
目標7
海外中核拠点を活用し、国際戦略の実施、全学的な教育研究交流支援の強化、優秀な学生のリクルーティング、海外同窓生ネットワークの構築を進める。
目標8
本学の国際交流の歴史、海外拠点を含む各種資源、国立大学としての国家的使命を勘案し、研究、教育、国際協力等の発展性の観点から、本学にとっての各地域の重要性を見極め、地域ごとに資源の最適化を図る。
発行日:平成30年6月1日