人間学群人間学群サイト
人間学群の教育の特徴は、構成する3つの学類間の垣根をできるだけ低くしていることです。具体的には、学群共通科目(コアカリキュラム)を充実させ、3学類の基幹授業(教育学・心理学・障害科学)を全ての学群生が履修できるようにしています。さらに、所属学類以外の2学類の専門についても学習できるよう、学類間での授業履修への理解が図られています。また、タイ国での日本語教育実習など、国際的な視点を実地に学べるのも特色の一つといえるでしょう。
教育学類学類サイト
教育目標
学校、社会、家庭という場を通じて行われる人間の生涯にわたる学習や教育について、 歴史的視点や異文化間比較という視点、あるいは教育実践という視点に至るまで、また、 ローカル・ナショナルレベルからグローバルレベルまでを視野に入れ、社会・文化にか かわる幅広い人間形成の営みについて総合的に学ぶことで、人間社会について幅広く 理解する視点を持ち、多様化する現実の教育諸問題や現代社会が求める広範な教育的 課題に様々な角度から取り組むことのできる高度な専門的知識と教育実践力・指導力を 備えた人材の育成を目指す。
構成分野について
教育学類では、教育学を構成するさまざまな研究領域のつながりを考えて、「人間形成系列」「学校教育開発系列」「教育計画・設計系列」「地域・国際教育系列」の4つの系列を提案しています。
心理学類学類サイト
教育目標
「心」を科学的に解明し人間理解を深めることを目指し、乳幼児から高齢者まで、 そして個人行動から集団行動まで、「心」の体験を実験や調査、あるいは事例と いった方法を用いて探求して、今日的な社会の需要に応える有為な人材を養成する。
心理学は、人間の心を科学的に探究しようとする学問です。日常生活の中で私たちが見たり、注意したり、思い出したり、考えたり、うれしかったり、悩んだりといったさまざまな精神活動を科学的に研究します。このような精神活動は、手にとって直接的に「物指」をあてて測ることができませんので、何らかの方法で間接的に測ることになります。そこに心理学の難しさと創造性を発揮する楽しみがあります。心理学は、たいへん間口が広く、生理、比較、感覚知覚、認知、学習、教育、発達、社会、臨床などの多くの分野があり、深い人間理解が可能となる魅力的な学問です。
障害科学類学類サイト
教育目標
人の感覚、運動、認知、言語などの障害、健康や発達、加齢に関連する障害、 及び障害をめぐる環境、社会、文化や歴史に関連する課題についての、知識 と支援の方法を総合的に学び、すべての人が共に生きる社会に貢献できる実 践力や研究能力を有する人材の育成を目指す。
履修モデル
学修の参考のためのいくつかの履修モデル(障害科学履修モデル・特別支援教育学履修モデル・社会福祉学履修モデル)基に、学ぶ人の希望と意欲に沿った学修計画を立て、自主的に学びます。「障害科学類」は、障害を科学し、人間の本質を探究し、人類と社会に貢献する人材を育てる、わが国では他に類を見ないユニークな学類です。障害のある人々への具体的なサポート、その基盤となる基礎的な研究、そして人間の本質そのものを探究します。