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教育

大学院共通科目

国際性養成 科目群 (0A003**)

地球規模課題と国際社会:海洋環境変動と生命

科目番号 0A00312
授業科目名(和文) 地球規模課題と国際社会:海洋環境変動と生命
授業科目名(英文) Global Issues and Global society - Marine Environmental Change and Life Marine Environmental Change and Life
授業形態 講義 Lectures
標準履修年次 1-5
開設学期 春期休業中・集中
曜時限
教室
単位数 1
担当教員
教員名 (1)白岩 善博名誉/特命教授 (Prof. Emeritus/Specially Appointed Professor Yoshihiro SHIRAIWA)、稲葉 一男教授 (Prof. Kazuo INABA) 、Prof. Ben HARVEY (助教, Assistant prof.) , (2)Prof. Jason HALL-SPENCER (教授 Prof.)、Prof. Sylvain AGOSTINI (助教, Assistant Prof.)、和田 茂樹助教 (Prof. Shig
所属 Faculty of Life & Environmental Sciences & Shimoda Marine Research Center
学務担当 GGEC Office
主実施組織 Faculty of Life & Environmental Sciences & Shimoda Marine Research Center
TF・TA
TF TBA
TA
オフィスアワー等
オフィスアワー Via e-mail to Prof. SHIRAIWA for General Question on this class
研究室 下田臨海実験センター・第3研究棟
電話番号
E-mail kinaba@shimoda.tsukuba.ac.jp
教育目標との関連 修士レベル
 知の活用力・コミュニケーション能力・国際性
博士レベル
 知の創成力・コミュニケーション能力・国際性
授業の到達目標 ・多国籍、多様な講師陣を迎え、当該問題の学術的アプローチの紹介、講師陣や他の受講者との議論により国際社会が抱える地球規模課題について認識を深めること。
・国連が提示しているSDGs (Sustainable Developmental Goals)を題材として学内外の人たちとの意見交換や議論が十分できるようになること。(SDGSに関連した講義を受けることによる国際性の向上をもたらす学修成果)
・大学院共通科目「国際インターンシップ」や「国際研究プロジェクト」で海外渡航の支援に応募し、採択されるだけの能力を身につけること。(英語によるコミュニケーション力や活用力の向上をもたらす学修成果)
・国際社会の一員としての自覚を誘起することで、高等教育を受けた者が果たすべき役割と責任について熟考する経験を通して、国連や国際機関へのキャリアパスにチャレンジできる能力を身に着けるきっかけを得ること。
・「持続可能な開発目標(SDGs)」のうち、Goal 13 & 14に関連する国際社会が直面する「海洋環境変動と生命」について理解を深めることにより、科学的根拠を基に地球環境問題を論ずることができる能力を身につけること。(最先端の研究に基づいたトップクラスの講義により専門分野に接続する知識の獲得につながる学修成果)
・CO2濃度上昇に関わる地球規模環境課題、海洋酸性化、地球温暖化による生物影響、北極・南極の海氷融解などの地球レベルの環境問題に関する認識が深まることにより、国際社会で活躍できる能力と人間力を養うこと。
授業概要 「地球規模課題と国際社会シリーズ講義科目の概要」
 ・統一テーマ「地球規模課題と国際社会」の下に、国際社会が直面する地球規模課題・国連SDGs (Sustainable Developmental Goals)に関連する多様なテーマを「科目」とする。
 ・筑波大学の全学的な英知を結集する形で、国際的な質の高い研究を展開している教員による最先端研究に基づいたトップクラスの知・智を提供する。
 ・総合・科目コーディネーターが連携し、世界的なゲスト講師学を招くなど、積極的なコーディネーションを図り、専門分野につながる高度な内容で質の高い講義を構築する。
 ・多国籍環境の中で国際感覚を磨き、国際社会の理解を進め、グローバル人材の育成に資する。
 ・国際機関、国際的企業、海外学術研究に資する能力を醸成する。
 ・対話型・ディベート型授業形式を採用し、講師―受講者、受講者間の対話・意見交換を通して英語によるコミュニケ―ション能力を醸成する。
 ・修士・博士・全学年を対象とし、多国籍大学院生の混成クラスを指向し、ミニ国連的雰囲気の中で学習する。

 「本科目個別の概要」
 国連が提起した「持続可能な開発目標(SDGs)」に密接に関わる国際社会が直面する課題を理解し、大学院生各人に国際社会の一員としての自覚を誘起することで、高等教育を受けた者が果たすべき役割と責任について熟考させることを目的とする。
 当科目は「持続可能な開発目標(SDGs)」のうち、Goal 13 & 14に関連した、国際社会が直面する「海洋環境変動と生命」について取り扱う。CO2濃度上昇に関わる地球規模環境課題、海洋酸性化、地球温暖化による生物影響、北極・南極の海氷融解などの個別課題を含めて講義することにより、国際社会で活躍できる能力と人間力を養う。
キーワード CO2濃度上昇、地球規模環境課題、海洋酸性化、地球温暖化、生物影響、北極・南極海氷融解
Atmospheric CO2 increase, Global environmental issues, Ocean acidification, Global warming, Biological effects, Melting of Arctic and Antarctic icebergs
授業計画 「授業の進行方法」
 ・パワーポイントやDVDの視覚教材を活用し、それに沿って進める 。原則としてハンドアウトは配布しないので、講義の際 は講師の講義に注力し、聴講に集中するよう求める。不明の点は随時挙手により質問を投げかけることを推奨する。尚 、Q&Aや総合討論の時間を設けるので、理解できなかった点を補足する方法や追加の学習のための文献等の紹介を丁寧に行う。

「学生に対するアドバイス」
 ・講義中、詳細なノートを取ることで、ヒアリングに集中できないことが生じないように注意すること。
 ・質問、意見表明を積極的に行うトレーニングの場として位置づけて授業に臨むこと。

Day 1
1. 本科目全体のガイダンスとポイントについて解説し、学びの視点について解説する。
2. 国際的な環境問題、解決課題に関する総合的な情報提供を行う。
3. 海洋における一次生産生物の重要性、海洋における役割、海洋環境に与えるインパクトに開設し、海洋環境の変動が植物プランクトンの増殖や物質生産に与える影響についての学術的知見を紹介する。
4. 質疑応答を通して、海洋植物プランクトン研究と地球環境とのかかわりについて議論する。
5. 海洋研究と海洋研究施設、世界の海洋研究のホットスポットの研究活動について紹介するとともに、それらの研究機関が果たす役割について論ずる。
6. SDGsの最重要課題の一つである海洋酸性化に関して、下田臨海実験センターにおける研究成果を基に、世界の現状紹介を講義するとともに、海藻類を中心に、生物コミュニティーへの海洋酸性化の影響について解説する。
7. 質疑応答を通して、海洋研究と海洋環境保全に関する関連性について議論する。

Day 2
1. 海洋研究の歴史と海洋環境の変動に関する総合的なガイダンスを行う。
2. 北西大西洋の研究成果を基に、海洋生命体と人間活動に焦点を合わせて、地球レベルの海洋環境変動影響について講義する。
3. 質疑応答を通して、海洋環境変動と人間活動との関連性について議論する。
4. 二酸化炭素濃度が上昇する世界における海洋環境、特にサンゴ礁に及ぼす影響について講師自身の研究成果を含めて学術的研究成果を基に議論する。
5. 地球環境・海洋環境の変動に対する大型海藻・微細藻類(植物プランクトン)などの光合成生物の役割と相互作用について、自身の研究成果を基に論ずる。
6. 質疑応答を通して、海洋一次生産と海洋CO2濃度の変動との相関、海洋環境保全に関する関連性について議論する。
履修条件 ・受講にあたって、学年や専門性は問わない。
・英語力向上と国際感覚を研磨する高いモチベーションを有すること
High motivation for improving own English skills and global
sense will be required.
・多様な学年と多国籍な受講生の中で、自分の意見を臆することなく披露するような高いモチベーションを有すること。
・国連などを中心とする国際問題や国際社会に課せられた課題についての情報に日頃から関心を持って取り組むこと。
成績評価方法 ①評価方法:授業中の積極的な発言実績、授業後に提出するレポー
ト(授業において課題を提示する)とその内容の質を基に評価す
る。
②割合:発言(30%)、レポート(自主レポートを含む)(70%)
③評価基準:授業の到達目標に掲げた内容に関するレポート課題に
対して、単に授業内容からの抜粋にとどまらず、自ら積極的に関連
の学術的資料(学術論文、インターネットの公開記事、政府、国際
機関、学術団体が提供するポリシーペーパーなど)を調査し、文献
を正確に引用することによって記載されたレポートか否かについて
精査し、評価する。授業中の積極的な発言の回数(積極性)をレポ
ートの評点と合わせて総合評価(A+~D)を成績とする。
教材・参考文献・配布資料 ・国連のSustainable Developmental Goals (SDGs)のウエブサイト
 (1) https://www.unglobalcompact.org/what-is-gc/our-
work/sustainable-development (UN Global Compact)
 (2) https://www.unic.or.jp/(国際連合広報センター)
 (3) https://www.osi.tsukuba.ac.jp/sdgs/(筑波大学-Driving
Sustainable Development)

・筑波大学下田臨海実験センターのJason Hall-Spencer教授、BenHarvey助教は、海洋酸性化が生態系ならびに生態系サービスに広く影響を及ぼしうることを示しました。この知見は、実験室下における影響試験と酸性化された自然の生態系での観察結果に基づきます。この結果は現在、Emerging Topics in Life Sciences誌に掲載され、オンラインで見ることができます。
-Visit following web site for a scientific article on
“Ocean Acidification” published by Prof. Jason Hall-Spence
and Ben Harvey (Professors at Shimoda Marine Research
Center)
⇒Ocean acidification impacts on coastal ecosystem services
due to habitat degradation  
< https://doi.org/10.1042/ETLS20180117>
 

 
授業外における学習方法 ・授業における講師の講義を聴講し、問題点を理解することに集中すること。
・積極的に質疑を行い、積極的に議論に参加する。
・紹介される学術情報・文献について、授業後、他の文献やインターネットの活用により自ら補足情報にアクセスすること。
・自主的に、学内外における関連のシンポジウムやセミナーへの出席とレポート提出を推奨する。その実行に対しては、成績評価においてレポートの評価項目において加点する。
その他 英語で授業
Course will be taught in English.
開講情報
開講日 2021年 02月 25日 2021年 02月 26日
備考 ・下田臨海実験センターにて開催
Open at Shimoda Marine Research Center

・宿泊棟(1泊)利用可能
Accommodation (1 night) available
シラバス(英語)

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