English

NEWS

筑波大学と茨城県との寄附講座の設置に関する協定書締結式を開催



本学では,茨城県からの寄附により,特別支援学校や福祉施設等における障害者スポーツ指導者の育成や選手の発掘・強化に関する研究を行うとともに,障害者スポーツの拠点形成を図るなど,障害者スポーツの普及・定着を推進することを目的に寄附講座(アダプテッド体育・スポーツ学寄附講座)を設置し,併せて茨城県と協定を締結することとなりました。

7月7日,本学から清水諭副学長(教育担当),中川昭体育系長,内山治樹大学院人間総合科学研究科体育学専攻長,齊藤まゆみ体育系准教授,茨城県からは橋本昌知事,石田奈緒子国体・障害者スポーツ大会局長が出席し,県庁行政棟において,協定締結式が執り行われました。 締結式では石田局長から寄附講座の設置に関する協定締結までの経過説明があり,その後,清水副学長と橋本知事の間で協定書の交換が行われました。

橋本知事から「本日の協定締結は,障害者スポーツの発展に向けた類をみない取り組みであり,他の地域の見本となるよう期待している。」旨の挨拶がありました。また,清水副学長から,寄附講座を設置していただいた茨城県の関係者の皆様への感謝とともに,「協定締結により,茨城県内に構築される障害者スポーツ普及・定着のためのシステムは当該事業終了後も茨城県と本学との間に好循環を生み出すことにつながり,本学の教育と研究を発展的に継続することが期待される。」との永田恭介学長からのメッセージが伝えられました。

本締結式には多数のメディア関係者が出席しており,式閉会後,記者から多くの質問があり,寄附講座への期待の高さがうかがえました。

創基151年筑波大学開学50周年記念事業
創基151年筑波大学開学50周年記念事業