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「TCCアドバンスト」起業プラン発表会を開催


(「下痢チェッカー」チーム代表の高橋晃平氏と客員教授の森川亮氏( C Channel株式会社CEO))

筑波大学では,起業家養成講座「筑波クリエイティブ・キャンプ・アドバンスト」を開講しています。この講座は,C Channel株式会社CEOの森川亮氏を客員教授として迎え,起業を目指す学生の事業計画を個別指導によりブラッシュアップするものです。

12月20日,東京キャンパスにおいて,今年度最後の授業となる「起業プラン発表会」を学内外からの来場者を迎えて開催し,11組の事業案が披露されました。

審査員として,フラー株式会社代表取締役CEOの渋谷修太氏,EYアドバイザリー・アンド・コンサルティング株式会社よりエグゼクティブディレクター源田真由美氏,パートナー土田篤氏,Skyland Ventures代表パートナーの木下慶彦氏,一般社団法人日本スタートアップ支援協会代表理事の岡隆宏氏,D4V(Design For Ventures)COOの伊藤健吾氏,インキュベイトファンド代表パートナーの村田祐介氏をお迎えしました。また,学内からは内田史彦教授(国際産学連携本部本部審議役)が審査に加わりました。

審査の結果,最優秀賞を受賞したのは,「下痢チェッカー~Can you drink tap water around the world ?~」です。この提案は,海外旅行でミネラルウォーターを用いて,うがいや手洗い料理をする人に,その国の水道水を使用してもらうために,危険度を可視化するプロダクトです。プレゼンテーション中には,実際にチェッカーを使ってベトナムの水道水の水質をチェックし,その場で飲んで会場を沸かせました。

「下痢チェッカー」チーム代表の高橋晃平氏(生命環境学群3年)には,森川氏から優勝カップが手渡されました。副賞は,筑波みらいの会(筑波大学出身経営者の会)から「協賛金10万円の贈呈,平砂インキュベーションオフィスの使用許可」です。

また,審査員からも賞が贈られました。木下氏からはSkyland Ventures賞として4チームに,「1月中に起業したら500万円の投資」が授与されました。その他,「起業について熱く語るディナー(温泉付き)」「EYコンサルタントとのスパークリングセッションの開催」「完全招待制のランチ交流会に無料招待」「起業するまで面倒を見る」などの賞が,それぞれ審査員が選んだチームに授与されました。筑波大学賞としては,「気づき合いコミュニケーションツール「人生すごろく」」チームに、筑波大学ILC棟に設置される「アントレプレナーズ・プレミアムカフェ」の入居権が授与されました。


(受講者・審査員らとの集合写真)

創基151年筑波大学開学50周年記念事業
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