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茨城県初の大学共同による教育センター 「茨城県西部地域臨床教育センター」設置に伴う調印式を実施

1月31日,筑西市と筑波大学ならびに自治医科大学は,新たに筑西市に開院する「県西部メディカルセンター」内に設置される,「茨城県西部地域臨床教育センター」の調印式を実施しました。

本教育センターは,2つの大学が共同で運営を行う県内で初めての取組みで,茨城県内の地域医療の充実のために医学生や研修生の教育施設として機能していきます。また,病院内で勤務する医師が増えることによる病院の活性化も想定され,地域住民の皆様に良質な医療を提供する場としても期待されています。

調印式で,須藤茂筑西市長は「両大学の教員派遣により地域医療の充実を望む」と述べられ,永井良三自治医科大学長からは「医療を通じて地域社会を活性化し,地域のリーダーとなる人材を育成したい。2つの大学が協働することで新しい医学教育を見いだせたら」と期待を寄せました。また,永田恭介筑波大学長からは「筑波大学の活動指針である"トランスボーダーな大学活動"に基づき,大学と自治体という2つのボーダーを超えての協働は大いに歓迎するところである」と本センター設置による両大学の医学教育の活性化に意気込みを見せました。

筑波大学附属病院は地域医療の充実に向け,これからも地域臨床教育センターを通じた人材育成を積極的に行って参ります。


(握手をかわす3者 。左から永田筑波大学長,須藤筑西市長,永井自治医科大学長)
創基151年筑波大学開学50周年記念事業
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