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筑波大学とフランス・TARA財団が研究協力協定を締結

5月17日,フランスのタラ財団所有の調査船TARA号の日本寄港を機に,フランス大使館にて,筑波大学とタラ財団の間で正式な研究協力協定締結のセレモニーが開催されました。タラ財団は,タラ号を用いて,世界各地の海洋調査を精力的に行い,地球環境変動など様々な観点から研究を進めています。これまで筑波大学は,下田臨海実験センターが中心となり,タラ財団の調査に協力してきました。

今回の締結では,筑波大学が下田臨海実験センターを窓口に,タラ財団のプロジェクトのひとつであるタラ号太平洋プロジェクトにおいて,主に太平洋沿岸の調査のパートナーとして協力関係を結ぶことが正式に定められました。

またこの締結に先立ち,5月15日にはサンゴ礁の現状と危機を訴えるシンポジウムが筑波大学東京キャンパスにおいて開催され,筑波大学ほか日本の研究者,フランス大使館,タラ財団,環境省等の関係者が参加し,サンゴ礁保全のあり方について活発な議論が交わされました。筑波大学は,世界各国の研究機関と連携し,地球環境保全に関する調査研究に積極的に取り組んでいきます。


(協定書を交わしたタラ財団会長エティエンヌ・ブルゴワ氏と永田恭介学長)


(東京キャンパスで開催されたシンポジウムでのパネル討論)


(シンポジウムで講演するシルバン・アゴスティーニ助教)

創基151年筑波大学開学50周年記念事業
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