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生存ダイナミクス研究センター(TARA)『キックオフシンポジウム』開催

7月2日,筑波大学生存ダイナミクス研究センターは,特別講演の演者としてノーベル賞受賞者 大隅良典先生をお招きして,キックオフシンポジウムを開催しました。297名の方にご参加いただきました。

生存ダイナミクス研究センターは,細胞・個体の遺伝情報やシグナル機能の解明を基盤として,環境変化へのダイナミックな応答を「生物の生存戦略」として捉えて研究を深化させ,生物の環境への潜在的な応答や防御あるいは進化といった事象を通して,生命動態科学の新たな道を切り開くことを目的に,前身のセンターから改組しました。

はじめに花岡文雄・生存ダイナミクス研究センター長から開会の挨拶を行い,永田恭介学長及び文部科学省研究振興局の西井知紀・学術機関課長の来賓挨拶がありました。

その後,代謝・免疫・循環・生殖の4つのダイナミクスの教授から学術講演を行いました。引き続き,大隅先生から「40年の酵母液胞研究から見えてきた世界」と題して特別講演が行われました。

生存ダイナミクス研究センターでは,今後分野を拡充して,地球温暖化,生物多様性,少子・高齢化や生殖医療等の諸課題に対して,人類と環境が調和し持続可能な社会の発展と再生可能な社会の創造に大きく貢献したいと考えています。


(左:大隅良典先生,右:花岡文雄センター長)
創基151年筑波大学開学50周年記念事業
創基151年筑波大学開学50周年記念事業