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産学13機関によるレジリエンス研究教育推進コンソーシアム第1回シンポジウムを開催
本シンポジウムは、「安全・安心を創る~レジリエンス研究教育推進コンソーシアムが目指すもの~」と題して開催しました。
第1部「自然・人間社会・サイバー空間に存在するリスクとレジリエンス」では,次の講演が行われました。
・「自然災害のリスクに対するレジリエンスの向上」
防災科学技術研究所 林春男理事長(同コンソーシアム会長)
・「日本で起こる事件・事故に深く関わる『世間』という構造」
セコム株式会社IS研究所リスクマネジメントグループ 甘利康文グループリーダー
(同コンソーシアム副会長)
・「情報通信技術(ICT)の進化とサイバーリスク」
筑波大学システム情報系 面和成准教授)
第2部「レジリエンス社会の実現に貢献する人材育成」では、次の講演が行われました。
・「コンソーシアムが推進する大学院教育~協働大学院方式による新たな学位プログラム~」
筑波大学システム情報系 遠藤靖典リスク工学専攻長
続いて行われたコンソーシアム参画機関によるパネルディスカッションでは、主に次のテーマで討論されました。
・いまリスク・レジリエンス分野で求められている人材とは
・協働大学院方式による学位プログラムに期待すること
登壇者(モデレーター:筑波大学システム情報系 遠藤靖典教授)
・セコム株式会社IS研究所 目﨑祐史所長
・日本電気株式会社セキュリティ研究所 谷幹也所長
・DRIジャパン 長瀬貫窿理事長
・日本自動車研究所 永井正夫所長
・電子航法研究所 中島徳顕航空交通管理領域長
・防災科学技術研究所 林春男理事長
・筑波大学 清水諭副学長(教育担当)
本シンポジウムには、リスク・レジリエンスに関わる様々な機関から、合計85名(うち参画機関外40名)の参加がありました。レジリエンス社会の実現に向けて、研究と教育の両面から意見交換し、今後の取り組みについて考える良い機会となりました。

(清水副学長による開会挨拶)

(防災科学技術研究所 林理事長による講演)

(コンソーシアム参画機関によるパネルディスカッション)