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令和2年度SDセミナー「COVID-19以後の国際政治と高等教育―変わる世界、変わる大学―」を開催

10月8日、グローバル・コモンズ機構は、本学特命教授で国際政治学博士の木島譲次氏を講師として、令和2年度オンラインSDセミナー「COVID-19以後の国際政治と高等教育―変わる世界、変わる大学―」を開催しました。

この中で木島氏は、筑波大学「知」活用プログラム:「新型コロナウィルスによる知の地殻変動」(代表:大庭良介准教授)の研究成果の一部を紹介し、14世紀のペストや20世紀初頭のスペイン風邪のパンデミックが世界を変えて来たことや、今回のCOVID-19のパンデミックで世界の覇権が動く可能性があることを具体的事例から解説しました。

そして、インド太平洋の安全保障と大学の安全保障・危機管理の現状を説明し、大国の覇権争いの狭間での日本の対応を考える必要があると結びました。
参加者の関心は高く、オンラインにより、「ネオリベラリズムはどうなるか」「政治と文化の違いはコロナウィルスにどのような影響を与えたか」「各国の水際対策はどうだったか」などの質問が続き、活発な質疑応答が行われました。

これからもグローバル・コモンズ機構は、「国際性の日常化」を目指して、様々な取り組みを行っていきます。

オンラインSDセミナー

創基151年筑波大学開学50周年記念事業
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