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2020年度T-ACT公開シンポジウムを開催

2020年度T-ACT公開シンポジウム(筑波大学T-ACT推進室主催)を12月11日に、Microsoft Teamsを用いたオンライン形式で開催しました。


T-ACTとは、学生の自主的な活動、社会貢献活動への自発的な立案・実施・参加を促進する、筑波大学独自の人間力育成支援事業です。
今年度の公開シンポジウムは「人間力を育む学生支援のために T-ACTの"これまで"と"これから"」というテーマのもと、本学大学生および教職員のみならず、広く一般の来場者もあわせて計59名にご参加いただき、学生の「やってみたい」を応援する学生支援制度であるT-ACTについて、"これまで"の支援を振り返り、"これから"の学生支援において学生の自発性を育てる意義をお伝えすることができました。


佐藤忍副学長(学生担当)の挨拶後、第1部では「T-ACTによる学生支援:これまでの展開」としてT-ACT推進室員の青柳悦子教授から、これまでのT-ACTの支援実績と効果について紹介しました。第2部「T-ACTの意義:卒業生からの声」では、在学中にT-ACTを活用し、学生の自発性から生まれる地域貢献活動を先駆的に行った卒業生の金岡孝浩氏をお招きし、ご自身のT-ACTの体験や社会人となった卒業生の立場から言えるT-ACTの意義について、ご講演いただきました。第3部「大学教育と学生の自発性:総合的な学生支援の構築を目指して」では、20数年にわたって学生相談・学生支援に携わられてきた東京工業大学の齋藤憲司教授から、これからの大学教育に求められる学生支援とT-ACTの独自性や意義について、ご講演いただきました。


T-ACTのこれまでの支援体制や成果を振り返ることで、T-ACTが学生の生活を充実させるだけでなく、学生の自主性や社会性といった人間力を育成する制度として有意義であることを示すことができたシンポジウムとなりました。



202012241653.jpg 第1部 T-ACT推進室員によるT-ACT紹介

202012241654.jpg 第2部 卒業生である金岡孝浩氏による講演

202012241655.jpg 第3部 齋藤憲司先生による講演

創基151年筑波大学開学50周年記念事業
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