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令和2年度オンラインSDセミナー「コロナ禍で問われる国際教育の意義」を開催

3月10日、グローバル・コモンズ機構は、令和2年度オンラインSDセミナーとして、「コロナ禍で問われる国際教育の意義~変革期の大学と教職員のあり方を考える~」を開催しました。

本セミナーは、国際性の日常化を目指す筑波大学の様々な職員研修の一環として行われたもので、講師には東洋大学国際学部国際地域学科教授の芦沢真五氏をお招きしました。

芦沢氏は、多数の高等教育化プロジェクトに参画した豊富な経験を基に、日本では電子証明書の取り組みが遅れていることや、留学生数の目標数値に縛られて本質的な問題がおろそかにされがちなことに言及しながら、日本の複数の大学やコンソーシアムの先進的な取り組みの事例を紹介し、大学の垣根を超えた情報交換や人的ネットワークが必要と語りました。そして、これからの職員は周りにもインパクトを与えることが大事であり、静かに仕事をしているだけでなく時にはやる気を全面に表すことも大切と結びました。

本セミナーには50名を超える参加があり、zoomのチャット機能を使った質疑応答では意見交換が相次ぎ盛会でした。

芦沢氏によるオンラインセミナーの様子の写真
創基151年筑波大学開学50周年記念事業
創基151年筑波大学開学50周年記念事業