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国境を越えた算数・数学教師教育向け配信教育プログラムを開発

筑波大学教育開発国際協力研究センター(CRICED)は、ASEANの教育部門である東南アジア教育大臣機構(SEAMEO)との協議に基づき、 教師教育・教員研修プログラムとして、国際協働授業「算数・数学教育における高次思考、数学的な考え方の育成」を開発し、各国への配信を開始しました。


この授業は、本学教育学類で開講している東南アジア海外実習準備科目「海外授業研究演習」の内容をベースに、東南アジアの教育研究者の協力により各国事情が考慮されたもので、全20回(各50分)で構成されます。使用言語は英語で、現在、東南アジア、アフリカ、中南米など18カ国で1559名が受講しています。さらに、本学協定校などにおいても、単位認定や修了証発行を前提とした同様のプログラムを実施する予定です。


このような、国際機関と協力する形で、国内大学が、世界の受講者に対して教育プログラムを開発し、無料で配信する事例はこれまでにない取り組みです。とりわけ、教育という、言語や文化の影響を受けやすい分野において、ユニバーサルなプログラムを共有するための、国際協働モデルとなることが期待されます。



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