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2021 年度 筑波トランスパシフィック・プログラム オンライン学生交流プログラムを実施

大学の世界展開力強化事業「持続的な社会の安全・安心に貢献するトランスパシフィック協働人材育成プログラム」を前身とする筑波トランスパシフィック・プログラム(TTPP)(https://ssc.sec.tsukuba.ac.jp/ssc-top/ies-top/go-abroad-top/go-abroad-system/go-abroad-partnership/ttpp)では、2021年9月1日~3日、中南米の6大学(メキシコ大学院大学、ロスアンデス大学、ペルー・カトリカ大学、サンマルコス大学、チリ大学、サンパウロ大学)とのオンライン学生交流プログラムを実施しました。公募で選ばれた36名の参加学生は、異文化交流を深めるだけでなく、SDGsやグローバルイシューについて、英語でディスカッションを行い、互いの意見を交換しました。

イベントは1日1時間半、3日間に渡りZoomにて実施されました。参加者には、事前課題として、SDGsについて調べる、そして身の回りで見つけたSDGsに関わる課題を表す写真を選択し、意見を提出することが求められました。

初日は、各大学の代表者から大学紹介があった後、箕輪真理プログラム実施委員長(人文社会系)よりSDGsの概要について講義がありました。その後は、学生たちをグループに分け、事前課題について発表しました。

2日目は、グループに分かれ、「あなたの国の特徴は何?」をテーマにそれぞれの国や地域の文化、言葉、習慣などを紹介しました。その後は、SDGsのゴールより一つを選び、それぞれの国の違いや、課題の解決策などについて議論しました。

最終日には、プレゼンテーションの準備の時間を設けた後、各グループが5分間の発表をしました。発表では、貧困やジェンダー、食品ロス、不平等など、幅広いテーマについて、各国の状況や取り組み、そしてこれから私たちにできることなどが示され、議論が活気あるものであったことが伺えました。最後に、ベントン キャロライン副学長(国際担当)、オブザーバーとして参加された在日コロンビア大使館・Second SecretaryのMaria Claudia Velez氏及び箕輪プログラム実施委員長から、各グループへの講評があり、参加者へは修了証が渡されました。

各パートナー大学教職員の協力によって実現した本イベントは、参加学生に互いの文化についての理解を深めるよい契機となりました。また、本学への留学に興味を持った学生も見受けられ、学生交流の促進に貢献する充実したプログラムとなりました。

プレゼンテーションの様子 プレゼンテーションの様子 (プレゼンテーションの様子)

集合写真 集合写真 (集合写真)
創基151年筑波大学開学50周年記念事業
創基151年筑波大学開学50周年記念事業