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2021年度つくばアクションプロジェクト公開シンポジウムを開催

12月9日(木)に本学T-ACT推進室主催で、つくばアクションプロジェクト(T-ACT)公開シンポジウムをオンライン形式で開催し、本学学生12名、教職員33名、学外者23名の、計68名が参加しました。

T-ACTとは、学生の自主活動、社会貢献活動への自発的な立案・実施・参加を促進する、筑波大学独自の人間力育成支援事業です。

今年度の公開シンポジウムは「T-ACT for New Normal―ポストコロナにおける新しいつながり方の創出に向けて―」というテーマのもと、新しい生活様式の下でオンラインも活用しながら学生の企画を実現させ、学生同士のつながりや学生と社会とのつながりの機会を増やしていくことの重要性について幅広い議論が行われました。

太田 圭 副学長(学生担当)の挨拶後、第1部ではT-ACTコンサルタントの田中 圭 助教よりT-ACT制度の紹介がありました。その後、コロナ前入学学生、コロナ後入学学生によるT-ACTアクション(学生中心の活動)の活動報告が行われました。引き続き開催されました甲南大学文学部教授の高石 恭子 氏による基調講演『学生生活にこころの「密」を取り戻すために』では、コロナ禍において生じた喪失体験と全国の様々な学生支援活動についてご講演いただきました。

第2部では、『ポストコロナにおける新しいつながり方の創出に向けて』と題し、パネルディスカッションが行われました。パネリストに高石 恭子 氏、NPOフュージョン社会力創造パートナーズの理事長であり、茨城大学 社会連携センター講師を務めている武田 直樹 氏をお招きし、学生と本推進室員も交えて、学生が仲間と共に活動を創ってゆく方法について討論が行われました。

ポストコロナにおいては、大学が学生の活動をエンパワーするような支援が必要であるとともに、学生同士が支え合い、活性化し合うという視点が重要となります。学生支援に関する知見を共有し、学生の持つ自発性の意義について考えを深めるシンポジウムとなりました。

創基151年筑波大学開学50周年記念事業
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