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令和3年度オンラインSDセミナー「コロナ禍がもたらした経済・社会へのインパクト、日米の違い」を開催

2月22日、国際局グローバル・コモンズは、令和3年度オンラインSDセミナーとして、「コロナ禍がもたらした経済・社会へのインパクト、日米の違い」を開催しました。

本セミナーは、国際性の日常化を目指す筑波大学の様々な職員研修の一環として行われたもので、講師にはアメリカ在住の作家・ジャーナリストの冷泉彰彦氏をお招きしました。

冷泉氏は、コロナ禍が生み出したアメリカの社会現象として、アンチ・マスク運動の背景にある深層心理、保守派とリベラル派の対立の現状、対面授業に対する保護者と教師の意見の違いなどについて述べた後、日本は感染対策の面で優位に立っている一方で、政治と世論の迷走や、厳しい入国制限の問題点があることを説明しました。そして、大学には自然科学研究機関としての情報発信の責任があり、日本は国際化におけるリーダーシップを再構築する必要があると説明し、この2年間で日本のアニメや映画や書籍によって、欧米で急増した日本への憧れと実態のギャップを埋めて行く努力が必要と結びました。

本セミナーは開始前から教職員の関心が高く、50名を超える参加がありました。

発表資料冷泉彰彦先生

創基151年筑波大学開学50周年記念事業
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