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令和4年度大学図書館職員長期研修を開催

本学が主催する令和4年度大学図書館職員長期研修を、7月4日から7月15日にかけてオンライン形式で開催し、全国の国公私立大学等から推薦のあった中から選考された30名が受講しました。この研修は、昭和44(1969)年度に当時の文部省と図書館短期大学による共催で始まり、通算53回を数えます。令和2年度には新型コロナウイルス感染症の影響を受けて中止されましたが、昨年度は初めて全日程をオンラインで開催し、今年度も引き続きオンラインでの開催となりました。

本研修は、全国の国公私立大学図書館等の中堅職員に対し、学術情報に関する最新の知識を教授するとともに、図書館経営・情報サービスの在り方について再教育を行い、職員の資質とマネジメント・企画等の能力の向上を図ることにより、大学図書館等の情報提供サービス体制を充実させることを目的としています。

初日には文部科学省研究振興局参事官(情報担当)付の藤澤亘学術基盤整備室長を迎えてオンラインでの開講式を行いました。研修では、図書館情報学と関連分野の専門家・実務家のほか民間企業からも講師を招き、「大学図書館と著作権」「アクティブラーニングの手法」「誰もが利用しやすい図書館を目指して ~障害のある学生・教職員への支援~」「IIIFによるデジタルアーカイブの提供と利活用」等、幅広いテーマでの講義が行われました。また、現状分析や企画立案の手法に比重を置いたワークショップを実施し、その応用として大学図書館を取り巻く環境や期待される役割等の変化に対応するための取り組みを企画・発表する班別討議を行いました。

企画発表の様子
(企画発表の様子)
創基151年筑波大学開学50周年記念事業
創基151年筑波大学開学50周年記念事業