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第2回東南アジア交換教育実習(SEA-Teacher pilot project 2nd batch)を実施

2023年2月6日から3月6日の1か月間、本学教育開発国際協力研究センター(CRICED)のコーディネートのもと、教育学類と坂戸附属高校が協働し、東南アジア交換教育実習(SEA-Teacher pilot project, batch 2)を実施しました。SEA-Teacher Projectとは、SEAMEO(東南アジア教育大臣機構)が実施母体となり、東南アジア諸国の国境を越えて教育実習を行う2016年発足のプロジェクトです。

2019年度の第1回目のパイロットプロジェクト後、コロナ禍で見送っていた現地実習だが、今回第2回目の実施が叶いました。筑波大学は、協定校であるコンケン大学(タイ)、インドネシア教育大学(インドネシア)、セントラルルソン州立大学(フィリピン)の3大学から合計9名の学生を受入れ、それぞれの大学に2名ずつ、合計6名の本学学生を派遣しました。タイ、インドネシア、フィリピンからの受入れ学生は附属坂戸高校で実習を行い、最終週にはエセル事務局長を含むSEAMEO事務局メンバーに対し実習の成果を発表しました。

本学の派遣学生からは「3か国の学生が、他の1か国に集まり、異なる文化の中で実際に英語を使って授業授業をするという体験を通して自分の視野が大きく広がった。授業実習だけではなく、3か国の学生と一緒に現地で生活を共にするということも、大きな学びとなった。将来教員を目指すにあたり、大変貴重な体験となった。」という声もあり、3か国の3組織が、異なる国において協働する体験となったことが伺えます。

SEAMEOのaffiliate memberである筑波大学は、現在日本で唯一のSEA-Teacher Projectへの参加大学であり、SEAMEOからも今後このプロジェクトの魅力を広く日本の多くの大学に周知していく役割を期待されています。



本学を訪問中のSEAMEO事務局長らと受け入れ学生達の集合写真

本学を訪問中のSEAMEO事務局長らと受け入れ学生達の集合写真

附属坂戸高校の授業実習の様子

附属坂戸高校の授業実習の様子

タイの協定校での実習授業の様子

タイの協定校での実習授業の様子

フィリピンの協定校での集合写真

フィリピンの協定校での集合写真




創基151年筑波大学開学50周年記念事業
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