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慶應義塾高校 森林貴彦 野球部監督へのメッセージ!

慶應義塾高校 森林 貴彦 野球部監督(写真提供:朝日新聞社)

(慶應義塾高校 森林 貴彦 野球部監督)

夏の甲子園(第105回全国高等学校野球選手権記念大会)決勝は、慶應義塾高校が107年ぶりの頂点を極めました。
高校野球に新たな風を吹かせた監督の森林 貴彦さん(50)は、2000年に本学大学院博士前期課程(当時の体育研究科コーチ学専攻)に入学されました。修士論文のタイトルは「主観的努力度の変化が野球のピッチングパフォーマンスに及ぼす影響」というものでした。
また、在学中に教員免許取得に必要な科目も学ばれています。

同校野球部員と森林監督による107年ぶりの快挙について、本学体育スポーツ局・高木 英樹 局長(水泳競技コーチング論)は、次のようなお祝いの言葉を発しています。

『慶應義塾高校の107年ぶりの甲子園優勝に対し祝福申し上げるとともに、指導に当たられた森林 貴彦 監督に心から敬意を表します。森林監督が本学大学院で学ばれたコーチング理論やマネジメント手法を現場の指導に活用され、選手各々の能力を引き出す科学的なトレーニングや主体性を尊重した考える野球を貫徹された成果であり、日本のスポーツ界に一石を投じるエポックメーキングな出来事と言えるでしょう。』

森林さんは50歳。筑波大学が開学された50年前と同じ1973年の生まれです。「高校野球の新たな可能性や多様性を示したい」と語った森林さん、そして、同校野球部の皆さん、優勝おめでとうございます!

創基151年筑波大学開学50周年記念事業
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