附属小学校・教育開発国際協力研究センターがインドネシア教育省等と授業研究会を実施

2023年（令和5年）8月、教育開発国際協力研究センター(CRICED)と附属小学校は、東南アジア教育大臣機構(SEAMEO)SEAQIM,SEAQIL, SEAMOLECと協働してインドネシア教育大学(23日:バンドン)、インドネシア教育文化科学省(24日:ジャカルタ)、ジョグジャカルタ教員研修センター(25日)で、授業研究会を実施しました。インドネシア語通訳を介して、オンサイトで教師・教育者が参加し各会場200名、YouTube上各サイト300名以上が視聴しました（YouTube視聴件数は8月27日現在1200件超）。

インドネシアでは、CRICEDと協働開発した算数教科書を新課程国定教科書として採用し、7月から完全実施(オンライン配付)しています。今回の授業研究は、その活用法を共有する目的で、原著者である筑波大学附属小学校算数部(夏坂副校長・森本先生・大野先生)とCRICEDが関係機関と協働実施したものです。特に、その活用を支援するために東南アジア教育大臣機構数学教育センターSEAQIM(ジョグジャカルタ)とCRICED礒田センター長は、現在、算数授業研究用語事典(インドネシア語)年度内出版を目標に協働研究を推進しています。本授業研究会は、その敷衍を意図して企画されました。今回の会合では、インドネシア数学学会が、その用語事典を数学教育学研究者向け講習会で採用することも確定しました。

（8月24日教育文化科学省）

（8月25日ジョグジャカルタ教員研修センター）