English

NEWS

CO2排出量の見える化始動! 学食メニューにカーボンフットプリント(CFP)を表示するプロジェクトを実施 (筑波大学 × SDGs DESIGN THE FUTURE機構)

CO2排出量の見える化始動! 学食メニューにカーボンフットプリント(CFP)を表示するプロジェクトを実施 (筑波大学 × SDGs  DESIGN THE FUTURE機構)

筑波大学DESIGN THE FUTURE機構(以下、DTF機構)では、筑波大学CO2削減プロジェクトの一環として、学食メニューのカーボンフットプリントを計算し、地球温暖化への負荷を見える化するプロジェクトを2月26日から3月8日までの期間限定で実施しました。

DTF機構は、学生とともに取り組む「CO2見える化プロジェクト」を実施しているところですが、「CO2削減」に向けてDTF機構がまず取り組んだのは、「見えないCO2をどう見える化するか?」という課題です。
まずは、学生や教職員に身近な食品のCFPが「気づき」を促進し、「自ら考え実行」し、ライフスタイル変革につながる体験を提供することにより、さらなる未来創造の発想につなげます。本プロジェクトは、企画:学生チーム、レシピ提供および学食における表示協力:シダックスコントラクトフードサービス株式会社の協力のもと、推進しました。

【対象となる学生食堂のご案内】
★今回は2週間限定でしたが、今回の実証の成果(コミュニケーション効果等)も踏まえて、今後も学生を中心に、同様の企画を定期的に実施する予定です。
〔日時〕  令和6年2月26日(月)~3月8日(金)  (土日を除く)
〔場所〕  いずれも筑波大学内
     ・1A棟食堂「TSUKUBA TABLE」
     ・大学会館レストランプラザ「筑波デミ」
     ・医学食堂

西尾 チヅル DESIGN THE FUTURE機構⻑(企画評価・広報担当副学長)のコメント

「令和4年版環境・循環型社会・生物多様性白書によれば、地球温暖化の原因である温室効果ガス排出量(消費ベース)全体の約6割は家計から排出されています。しかも、食由来の排出量は11%もあり、移動による排出量と同程度です。その事実を私たちはあまり知りません。そこで、筑波大学の3つの食堂に学食を提供しているシダックスコントラクトフードサービス株式会社の協力の下、学食メニューのCO2排出量を表示することで、学生たちに食事が提供されるまでの環境負荷を意識してもらい、自分の健康だけでなく、地球の環境も考えてもらう機会になってくれればと思い、学生たちと企画しました。」

カーボンフットプリント(CFP)は商品やサービスの原材料調達から廃棄・リサイクルのライフスタイル全体を通して排出される温室効果ガスをCO2に換算して、環境負荷を表示する仕組みです。
(SuMPOホームページより[注])
[注]一般社団法人サステナブル経営推進機構(SuMPO) https://sumpo.or.jp/

CO2排出量の見える化始動! 学食メニューにカーボンフットプリント(CFP)を表示するプロジェクトを実施 (筑波大学 × SDGs  DESIGN THE FUTURE機構)
CO2排出量の見える化始動! 学食メニューにカーボンフットプリント(CFP)を表示するプロジェクトを実施 (筑波大学 × SDGs  DESIGN THE FUTURE機構)

【関連リンク】

定番メニュー低CFPランキング
学食メニューのCO2見える化プロジェクト ポスター
筑波大学DESIGN THE FUTURE機構
創基151年筑波大学開学50周年記念事業
創基151年筑波大学開学50周年記念事業